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勉強の邪魔をするキジトラ猫

気付いたら41歳になっていた。

2023年。私にとっては分不相応にかわいい嫁と8歳になった一人息子。ペットの猫達。十数年前に新築で購入しローン返済中のマンション。平均ど真ん中の年収。どこにでもある普通の暮らし。普通の幸せ。

若いころに漠然と抱いていた「何かしたい」という感情も、日々の「普通」に浸食され、すっかり鳴りを潜めていたある日、

職場の同僚が自殺した。

自責の念に駆られながら過ごす日々の中で、彼に対する会社の対応には怒りしかなかった。自殺は経営陣によるパワハラが原因だった。遺書にもそう記されていた。しかし会社は、表面上は彼の死を悼みながらも、その後もやり方を一切変えなかった。

「死んだ方が悪い」

極論、会社はそう言っていた。彼が命を賭してまで訴えたかった事は、何も伝わらなかった。この時、私は悟った。収入元が今の会社しかないことの怖さ、私の「普通」は砂上の楼閣でしかなかったことに。

会社を変えるという点では、彼の死は無駄になった。ただ私は彼の死を無駄にはしたくなかった。彼の死を教訓にするならば、変えるべき対象は「会社」ではなく「私」だと気づかせてくれたことだった。

2024年。私は自発的にお金に関する勉強を始めた。このままではまずいと彼の死が背中を押してくれた。折しも世間では新NISAが話題だったが、私はお金に関して全くの無知だった。株式投資など別世界の話だと思っていたし、投資に回せる余剰資金なんて全くなかった。「毎月10万円積み立てすれば・・・」「倹約して少しでも投資すれば・・・」。書籍やyoutuberはそう言うが、子育て&ローン返済中のサラリーマンが捻出できるのはせいぜい月2,3万円だった。資産は満期まで積み立てた生命保険の300万円しかない。

2,3万円の積み立てでもしないよりはいいが、これでは人生は変わらない。

2025年。一通りお金の勉強はした。これからも勉強し続けるが、人生を変えるためには、可能ならば新NISA満額の1,800万円をできるだけ早く積み立てたい。普通のままではダメなのだ。

準備はできた。

42歳。夏には43歳になる。まだ私の人生が遅すぎると言ったことはないだろう。

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