
先日、私の一人息子が10歳の誕生日を迎えました。家族三人(と猫1匹)、みんな元気に誕生日を祝うことが出来ました。

10年間
10年前、息子が生まれた日はとても寒い日でした。まだ薄暗い早朝、私はお義母さんと一緒にバスに飛び乗り、家内の入院していた病院へと向かいました。挨拶もそこそこに手術室へと消えていった家内。じっと待つしか選択肢の無い1時間余りは、永遠かと思うくらい長かった事を思い出します。待ちに待ち、生まれて初めて見た「産まれてきた我が子」。変な表現で恐縮ですが、感動と言うよりも何だか不思議な気持ちが先行し、戸惑いの方が大きかったような気がします。忙しく過ぎ去った1日、しばらく入院する母子を残し自宅に帰った私は、不意の身震いと涙が止まらなくなりました。
「私が父になれるのだろうか」
嬉しさと重圧感がごちゃ混ぜになり、私はただただ泣きました。

年に1本ずつろうそくを増やし、迎えた10本目のお誕生日ケーキ。暗闇にぼうっと浮かぶ、はしゃいだ息子の横顔を見ながら、私は最近読んだ本の1節を願いました。
人生を楽しんで欲しい。
息子は親ガチャで当たりを引けなかったかもしれないけれど、ガチャが外れようが、気の持ちようで人生を楽しむことは誰にだってできるはずです。私は最近強くそう思うようになりました。そしてそう思うようになってから、確かに人生は以前よりはるかに楽しくなりました。
出来損ないであろうが、私自身が自覚できなかろうが、息子にとっての私は「父」です。逃げ道はありません。なので私は息子にとって少しでもお手本になれるよう、これからも人生を楽しく生きていこうと思いました。そしてもちろん、息子にとっての「楽しい人生の一端」になれるように願いながら。

最近読んだ本
以前紹介した、サンリオキャラクターの挿絵の入ったシリーズです。
今回は「ハローキティの"ニーチェ"」。

息子に願った1節を引用します。
人生は、私たちに与えられた
かけがえのないギフト。人生は、かけがえのないギフト。何もしないで生きるよりも、思いっきり自分に投資をしてこのギフトを楽しみ尽くそう。
ーハローキティの"ニーチェ" 125頁より引用
以前の記事で詳しく綴りましたが、このシリーズ本当に馬鹿になりません。皆様も是非読んでみて下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。











