
2025年4月6日、香川ファイブアローズVS湘南ユナイテッドBC GAME2を現地観戦してきたので、日記として書き残そうと思う。私自身は体育の授業や遊びでしかバスケットボールをプレイしたことはないので、あくまでスポーツ観戦好きの素人目線であることを先に断っておく。ちなみに前日のGAME1はどうしても外せない所用で私達家族はめずらしく現地観戦できなかった。1月ぶりのホーム試合だったのでもちろん生で観たかったのだが、まさかあんなことになるとは・・・。結果を見て地団太を踏んだ。観れなくて悔しい。
試合開始前
11:20 息子の自転車速度に合わせてゆっくりペダルを漕いで高松市体育館へ到着。開場より少し遅れる。まあこればっかりは交通事故に遭ったら一生後悔するのでしょうがない。暑い。自転車置き場で上着を脱ぐ。自由席チケットで中に入る。いつも通りの2Fメインスタンドを目指すが、前列は既に埋まっていたため、ベンチ側自由席に移る。ほぼ中央の4列目を確保する。
11:30 息子は一度会場内に入るとテコでも外に出ないので、家内に任せて私は外に散歩に出る。今日も今日とて5,000歩は歩かねばならない。体育館周辺は満開の桜。川沿い&桜&屋島の眺めはなかなか風流に感じる。こういう時は田舎暮らしの良さを噛み締めることが出来る。

12:30 会場に戻り、選手達のアップを見ながら昼食。息子が外に出ない関係上、私達はいつもお弁当を持参して席に座って食べる。たまには会場内の飲食店でも買うが、毎回はお財布が辛い。食べながら気付いたが、我が家の一推しムッサ・ダマ選手が今回もお休みらしい。姿は見えるが控えジャージに身を包みアップに参加していない。昨日も前節も出場していないことくらい、割と熱心なブースターなので知っていたが、やっぱりプレイを見れないのは寂しい。「移籍しないで欲しいね」と何度話したかわからない話題を家族内でして、寂しさを紛らわす。久しぶりに見る選手達は、髪型の変化もあり少し新鮮に見える。私より少し年齢が低いだけなのに、岡田選手の見た目の若さは凄い。そしてズバズバ入る3Pシュートも相変わらず凄い。クールなエンターテナーと言った雰囲気。こちらも寂しいが引退まであと少し。こんな形で伝わるかも微妙ですが、心の底からお礼を言わせて下さい。香川県に来てくれて本当にありがとうございました。まだ試合あるっちゅうねん。
13:10 選手入場。ユナイテッドアーチャーズのダンスが変わっている、がベンチ側なので後ろ姿しか見れない。こればっかりはしょうがないが、後ろ姿でもダンスがキレキレなのは分かる。アーチャーズも気合が入っている。お初にお目にかかるケニー・ローソンJrの、何もかものサイズの大きさに驚く。何を食べたらあんなに大きくなるのか、息子の成長の参考に聞きたいくらいだ。
試合開始!
第1クォーター
14:00 TIP OFF。珍しくADがジャンプボールで勝てなかった。高さと言うよりタイミングの問題だったが。最近のスタメンは克実→請田が籔さんの選択のようだ。まあバスケはすごい勢いで選手がくるくる変わり続けるので、他のスポーツ程スタメンに意味はないのかもしれない。「バスケは200分(40分×5)を全員で分け合うゲーム」とは誰の言った言葉だったか。どう分けるかが監督の腕の見せ所となるわけだ。第1Qは21-13香川リードで終了。小林君効果だろうか、年末から年を跨いでも長らくスランプ気味に見えたPG達が勇気を持って切れ込んでいく姿が多く見れて良かった。切れ込んで自分も打つ可能性を見せるからこそ、パスも生きる。アタックしない&打たないPGなんて、相手からしたら全く怖くないのだ。3Pが全然決まらないことだけが不満。まあこれは水物なのでしょうがないのだが。
第2クォーター
14:20 鬼門の第2Q。開始早々めちゃくちゃファールを取られ、あっという間にチームファール4-0、AD退場(一時ベンチ)。残り時間7分。審判さんのお陰で今日の試合も面白くなりそうです(皮肉)。当然の様に点差はみるみる縮まっていくものの、ケニー・ローソンJrの獅子奮迅の活躍で逆に点差を引き離してハーフタイムを迎えることが出来た。個性的な、速射砲のようなぶれないフォームから放たれる低空のシュートがズバズバ決まり、息子も興奮の様子。さっそくシュートフォームを真似し始めた。運営さん大至急速射砲Tシャツを作ったらどうでしょうか。41-28香川リードで終了。個人的には根來さんの魂のリバウンドも刺さりました。
第3クォーター
15:00 第3Q。籔さんの「目指す姿はこれだ!」と言わんばかりの硬すぎるディフェンスを披露。湘南が明らかに攻め手を欠いている。「ファイブアローズはディフェンスのチームです」言うは易く行うは難し。皆の必死なハードワークに感動すら覚える。これが試合を通して出来れば横浜にも勝てるんだろうけど、まさにそれは言うは易し。言わないでおきましょう。とにかくよかったです。育実だけが心配。オフザボールの出来事だったので何が起きたのかは全く分からず。56-38香川リードで終了。「もう大丈夫でしょ」と思わせてからの、スリルの提供がファイブアローズのちょっとお茶目なところなので気は抜けない。

第4クォーターと締め
15:20 第4Q開始。逆第2Qとなり、あっという間にチームファール0-4湘南。審判が湘南の戦意を挫きにかかる。いいぞいいぞもっとやれと思っていると香川もファール連発で見る見るうちに3-4となり、悪いことを望んではいけないと自戒を込める。時間帯によっては若干差が詰まった場面もあったが、コンスタントに得点を重ね、安心して観ていられる展開へと持ち込む。悪い時のファイブアローズだと「突然得点が入らなくなる」→「リードしているのに焦り出し長距離砲を放つ」→「また外れ更に焦る」といったことを繰り返す傾向があるのだが、今日はそんなスリルの提供は無し。最後、河秋君のごっつぁん3Pが入っていればなぁ。チャンスはそんなに与えられられるものでは無いから、少ないチャンスは生かさないとダメだよ、と人生の先輩風を吹かせて観戦記を締める。81-61香川ファイブアローズ勝利!
いやーバスケ観戦って本当にいいもんですね。(古すぎて誰がわかるんでしょうかね。)
