
先日記事で綴ったように今私が住んでいる家には食洗機が無く、日々のお皿洗いに大変苦慮しておりました。
「お料理は見た目も大切」とばかりに、育ちの良い家内はお料理の種類によっていくつものお皿を使い分けるので、必然的に食器はある程度あります。私の様なズボラな人間なら「茶碗と大きめの平皿とコップがあれば、他は何もいらね!」と割り切って生きていけるのですが、息子の教育上そういった訳にもいかず。昨年まで20年余り(ビルドイン)食洗機がある暮らしをしてきたので、皿洗いに費やす膨大な時間が惜しくなり、ついに食洗機購入と相成りました。
この記事の目次
食洗機さん到着!
そして購入から数日後、我が家に待望の食洗機さんが到着しました。

購入した食洗機はPanasonicの最上位モデル「NP-TZ500」です。今までの人生「安物買いの銭失い」を散々してきましたので、今回は迷うことなく最上位モデルを購入しました。購入理由は以下になります。
- 外付け型食洗機としては最も大容量の部類(公式では最大40枚程度の食器が入るとの事)
- Panasonicという信頼のおけるメーカー
- 洗剤の自動投入機能付き
特に「洗剤の自動投入機能」が惹かれた理由です。この機能は(Panasonicでは)2024年発売のこのモデル「NP-TZ500」だけに搭載された新機能。Panasonicは例年6月に食洗機の新モデルが発表される可能性があるので、実は春前から購入したかったのですが「新モデルが出るかも・・・」と引っ張ってきました。6月が終わり「どうやら今年は新モデルの発表が無さそう」と判断し購入しました。

分岐水栓を取り付ける!
さてこの食洗機、ただ買っただけでは使えません。既存の台所の蛇口に分岐水栓を取り付けて、ホースで繋がなければ水が供給されないからです。食洗機の種類によっては、「タンク式」と言われる水栓取り付けせず予め水をカップで注いで給水する事で使える物もあるのですが、長い目で見るとどう考えても面倒&大容量モデル無し。という訳で自力で分岐水栓を取り付けました。以下注意点です。
- ご自宅の水栓によって取付する分岐水栓の型番も変わってきますので、必ず事前にメーカーへお問い合わせ下さい。(Panasonicの問い合わせ先はこちら)
- 自力での交換は破損や水漏れ等の原因となります。必ず自己責任で行って下さい。当記事は自力交換を推奨するものではありません。
- 私の近くの家電量販店では、(食洗機購入した方は)分岐水栓取り付け工賃「5,500円~」となっておりましたので、ご参考にして下さい。
Panasonicの水栓問い合わせ窓口に問い合わせし、我が家の水栓に適合する分岐水栓「CB-SXH7」を予め準備しておりました。

後、38mm以上開口が必要なモーターレンチが必要になりますので、こちらも事前に購入しました。実は以前に食洗機購入に先行して取り付けようとしたのですが、これが無くて断念した経緯があります。


後はプラスドライバーと、写真には無いのですがもう1本スパナが必要です。プラスドライバーはどのご家庭にも1本くらいあるかと思いますので割愛します。スパナは最後の工程で2本の六角をスパナで挟んで締め上げる必要がありますので、モンキーレンチの他に必要になります(このスパナは38mmも口径はいりません)。
もちろんマニュアルを見ながら実施していきます。マニュアルはweb上にもあるのですが、CB-SXH7を買うと箱の中に一緒に入っています。
水栓を閉じる
先ずはキッチンシンクの下にある蛇口を閉めます。当たり前ですがこれが開いたまま作業すると大変なことになります。きっちり閉めましょう。キッチンシンク下に蛇口が無い場合は、元栓から閉めましょう。
プラスドライバーを使い、レバーハンドルを取り外す


モンキーレンチを使って、カバーナットを取り外す


カートリッジを取り外す
この過程が結構大変でした。上図の「白い角筒がニョキっと生えた茶色い物」(カートリッジ)を引き抜くそうなのですが、我が家のカートリッジはなかなか抜けず。白いものを思いっきり引っ張って万が一折れたらアウトなので、ビクビクしながら引っ張り続けました。そしたらそのうち抜けました。

シングル分岐を取り付ける
こちらもなかなか大変でした。「凹凸に合わせて押し込んだら、カチッとハマった感じがするよ!」みたいな事がマニュアルに書いてあるのですがいまいち手応えがなく、またハマったら中が回らないそうなのですが、くるくる回る。という事はハマっていない証拠なので、あーだこーだしていたらやがて若干の手応えを感じ中が回らなくなったので、「ハマった」という事にしました。

カートリッジを取り付ける
この後は取り外しの逆をしていきます。従ってカートリッジをシングル分岐の上に取り付けます。こちらも「凹凸に合わせて取り付けてね!」みたいな事が書いてあるのですが、相変わらず手応えを感じるまで苦戦しました。まあしばらく相手をしているとこちらも何とかハマりました。

カバーナットを取り付ける

こちらを締めると分岐蛇口の位置(向き)が決まる事になるので、試しに分岐蛇口を仮付けし調整しながら締めました。
レバーハンドルを取り付ける
後はプラスドライバーでレバーハンドルを取り付けます。簡単なので画像は省略。
分岐接続する
上図で先に仮付けした分岐蛇口を本締めします。この際に六角同士をスパナで抑えて「ギュッ」と締める必要があります。モーターレンチと、他にもう一本用意していたスパナを使います。使わないと、片方締めているときに片方が回ってしまい締まりません。

食洗機の給水ホースを接続すると完成。キッチンシンク下の蛇口を戻して、水漏れが無ければ終了です!お疲れ様でした!ちなみに作業時間は30分くらいでした。

食洗機さん設置!

あぁ何と神々しい眺め・・・。真夏の深夜に汗だくになったけど、やって良かった。これから頑張って働いてくださいね!

翌日早速起動!使い勝手はしばらく使ったら、改めて記事にする予定です(覚えていたら)。
まとめ
- Panasonic食洗機用分岐水栓「CB-SXH7」を自力で取り付けました!
- この記事を参考にご自分で取り付ける方は、あくまで自己責任で取り付けして下さいね。
- 「怖いな」と思ったらプロに頼もう!
- 食洗機は便利な時短家電で、私は激推ししてます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。