
ライト層が一人で勝手に始めたMリーグ全10チーム紹介記事の第3弾です。今回はKONAMI麻雀格闘倶楽部(コナミマージャンファイトクラブ)のご紹介となります。では行ってみよう!
KONAMI麻雀格闘倶楽部

- メンバー構成:佐々木寿人(右から2番目)、高宮まり(1番右)、伊達朱里紗(1番左)、滝沢和典(左から2番目)
- チームカラー:ネイビー、マゼンタ、白
- 決めポーズ:人差し指と中指を立てて手を斜め前に掲げる(ガラクタポーズって言うみたい)
- 特長:実力もビジュアルも男女比もバランスよく、まさに主人公的なチーム
- オーナー:KONAMI
前回のU-NEXT Piratesに続きこちらKONAMI麻雀格闘俱楽部もあまり好不調の波が無く、無難にセミファイナル以上に勝ち残る強さがあるチームです。ただしいつも優勝には後一歩届かず、まだ優勝未経験である意外な面も。
個人的な印象としては、全選手「諦めない強さ」を感じます。麻雀と言うゲームはどうしても運の要素が付きまとうので何をどうしようが全然ダメな時もあるのですが、そんな時でもKONAMI麻雀格闘俱楽部の選手達は最後の最後までゲームをひっくり返しうる怖さを携えています。その「どんな時も諦めない強さ」が、KONAMI麻雀格闘俱楽部をMリーグにおける主人公的なチームにしているのかなぁといった印象。また楽屋の雰囲気も良さそうで、そういった面でも好感が持てます。
この後選手個々人の事は綴りますが、本当に個性も様々。「強い」も「癒し」も「面白い」も「美しい」も「かっこいい」も全部あるチーム、それがKONAMI麻雀格闘倶楽部です。
佐々木寿人選手

「魔王」の異名を持つ最強雀士の一角、佐々木寿人選手です。KONAMIと言えば佐々木寿人選手。Mリーグ発足以来ずーっと強いです。もう頭の回転が桁違いに早いのか、打牌に迷いなくすごいスピードで局を回していきます。常に一定のリズムで打牌するので相手選手は佐々木選手の手の内が読み辛く、カンチャン待ちやペンチャン待ち等一般的にはアガリにくい待ちでも平気でリーチ(ガラクタリーチ!)をかけてアガってしまいます。
「カンチャン待ち」とは、7と9を持っていて最後に8が来たらアガリ等の状況です。
「ペンチャン待ち」とは、8と9を持っていて最後に7が来たらアガリ等の状況です。
どちらもアガルには1種類の牌に頼る事になるので、基本的にはアガリにくくなります。
またその経験値ゆえにアガッタ時の点数申告も鬼早く、対戦相手は常にプレッシャーに晒されます。アガリ出すと何連荘もすることがあり、そうなると正に麻雀界の「魔王」。手のつけようのない暴力的と言っていいほどの強さで卓を支配します。何というか基本的に勝っているイメージしかない選手で攻撃力がとにかく高いのですが、きちんと止めるべきところでは相手選手の当たり牌をビタ止めするしで、押し引きも上手いです。もう褒めるしかないある意味現代麻雀界におけるパーフェクトな選手の一人です。
高宮まり選手

「レディー・ベルセルク」の異名を持つ高宮まり選手です。Mリーグにおける癒し系雀士の代表で、勝利者インタビューではいつも視聴者を和ませてくれます。そのホンワカした雰囲気とは対照的に、キリっと磨き上げられたボディーを生かしたグラビア活動も行っている雀士でもあります。
Mリーグではトータルでプラスをもたらしている訳ではないのですが、毎年スタイルを変えながら試行錯誤している様子が見てとれて、私は思わず応援したくなる選手です。たまにハマった時に炸裂する高打点のアガリが痛快で、これからも高打点を狙いつつ活躍を期待したくなるそんな雀士です。
伊達朱里紗選手

「朱きヴァルキュリア」の異名を持つ伊達朱里紗選手です。声優と雀士という二足の草鞋を履く二刀流雀士でもあります。語弊があるかもしれませんが、今一番強い女流雀士と言ってもいいのではないでしょうか?それくらいとにかく憎らしいほど強いです。私が初めてMリーグをきちんと見始めた2021-2022シーズンから伊達選手も参戦したのですが、参戦初年度に「最高スコア賞」を獲得。翌シーズンに「レギュラーシーズンMVP」。更に翌シーズンに「4着回避率1位」と、3つある個人タイトルを3年でコンプリートした、とにかくすごい選手です。
私の勝手な解釈なのですが、伊達選手の強さは「自分は強者だ」という揺るぎない自信が溢れているからだと思っています。これは私も見習いたいところなのですが、何の仕事でもそうですが自信無さそうにしてる人って、実際に仕事が出来るかどうかは別にして何となく「仕事出来無さそう」に見えてしまうんですよね。伊達選手はその辺の事分かってるのか、終始「私は強い!」というオーラがテレビ画面越しにもビンビン伝わってきて、それゆえに実際に強いような気がしています。
ルッキズムはあまり綴りたくないのですが綺麗な見た目とアニメ声のギャップも面白いですし、対局後の(本人にそのつもりはないでしょうけど)水飲みパフォーマンスもかっこいい。また麻雀内容も凄くて、役満を聴牌(テンパイ)していようが、相手の当たり牌を掴んだら放銃せず降りに回る等、信じられないプレイを数々見せてくれます。そんな女流最強雀士が伊達朱里紗選手です。
滝沢和典選手

「麻雀バガボンド」滝沢和典選手です。この異名の由来はよく存じ上げませんが、そのくらい麻雀に打ち込んでいるって事かな?これまたルッキズムで人を語るのはよくないと分かりながらも、その端正なルックス(イケメン)は女性ファン獲得に貢献しているのではないでしょうか。かっこいい!
また滝沢選手の特徴として、いつも冷静沈着に試合に臨みどんな場面でも表情が崩れることがありません。一連の動作が理路整然とされており、滝沢選手が打っている姿はまさに麻雀の教科書のよう。2025-2026シーズンからチームの監督も兼任するとの事で、ますます活躍が期待される雀士です。
起死回生の役満!とかアガっても、何事もなかったかのように次の対局を開始する姿は、男の私でもほれぼれするかっこよさです!
まとめ
- Mリーグ開幕まで後1月(9月15日開幕!)。今回はKONAMI麻雀格闘倶楽部をご紹介しました。
- 未見の方は是非Mリーグをご観戦下さい!とっても面白いよ!
- 開幕までには全チーム紹介記事書き切るよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。