
皆様こんにちは。久しぶりのブログ執筆をしている三毛猫(人)です。なぜ久しぶりになったのかと言うと、前回の記事で少し綴ったのですが、無茶なスケジュールで「ITパスポート」資格に挑戦していたからです。生成AIに頼らず自力でブログ執筆を続けているアナログ人間の為、1記事にかける2時間を捻出する余裕が無く勉強に専念しておりました。
その甲斐あってこの度何とか合格出来ました。正確に言うと「合格」は経済産業大臣が「OKでーす」と言う来月の発表までは確定じゃないらしいのですが、まあ点数的には合格に達していたので大丈夫だと思います。と言う訳で割と受験者の多い国家資格かと思いますので、今回は私が実践した勉強法とお勧めの試験勉強期間のご紹介です。
この記事の目次
合格点数
先ずは合格点数のご紹介です。前提知識として、ITパスポート試験は3つの分野に分かれており総合得点とは別にそれぞれの分野での合格基準があります。
合格基準 | |
総合評価点 | 600点/1,000点 |
分野別評価点 |
ストラテジ系 300点/1,000点 マネジメント系 300点/1,000点 テクノロジ系 300点/1,000点 |
上記3分野の最低点数を越え、且つ総合で600点以上で合格となります。今回私の得点は以下でした。
評価点(私の点数) | |
総合評価点 | 795点/1,000点 |
分野別評価点 |
ストラテジ系 800点/1,000点 マネジメント系 805点/1,000点 テクノロジ系 740点/1,000点 |
ざっくり8割の正解率でした。私はおおむね20年程「SE」として社会人生活を送って来たので、まあ一般の方よりは「テクノロジ系」の知識はあるかと思います。ITパスポート試験の勉強を始めた際に戸惑ったのは「ストラテジ系」と「マネジメント系」、特に「ストラテジ系」の分野が苦手でした。
3文字の英語の略語を暗記することに何の意味があるのでしょうか。馬鹿らしい。
おっとすみません心の声が漏れました。翻って「テクノロジ系」はまあ大丈夫だとおもっていたのですが・・・
一番ダメだったのはテクノロジ系でした。
お恥ずかしい限りです。。言い訳するならば、この分野は1回さらっと目を通しただけで、あんまり往復学習できなかったのでしょうがないかな!(必死)
勉強法
大して高得点でも無いので人様に紹介するのも気恥ずかしいのですが、一応合格点に達する勉強法のご紹介です。ちなみに試験勉強期間は5日間、1日当たり3時間前後を費やしたと思います。
- テキストを通して読む
- 無料の過去問アプリを解く
- ITパスポート公式HPにある「CBT疑似体験ソフトウェア」をダウンロードし、1回分くらい模擬試験を受ける
- ①②を繰り返す
テキストを通して読む
今回私が使用したテキストは「【令和7年度】いちばんやさしいITパスポート」(SBクリエイティブ)でした。

いくつかIT資格をとっていますが、まあこういったのは「人気がある」且つ「最新年度」のを買って下さいね。私は試験勉強期間の関係上&遅読の為、1回+αしか通して読めなかったのですが、手応え的に最低でも2回は通して読みたいです。ただし2回目以降は「過去問を解きながら」がいいと思います。私が馬鹿なだけかもしれませんがアウトプットしないと頭に入ってこないので、「ひたすら読む」ってのはお勧めできません。ちなみにページ数550頁くらいあるので、読むだけだと単純に飽きるってのもあります。
無料の過去問アプリを解く
「いちばんやさしいITパスポート」さんは無料でアプリも提供していて、書籍を買わなくてもスマホにインストールして利用できます。受験2日前からはこれを解き続けました。

ブックマーク機能があったり間違えた問題を確認出来たりと、とても便利なアプリでした。ここで間違えた問題をテキストで読み返す、といった具合に理解を深めました。
正直に言うと試験2日前にようやくテキストを読み終え、その後このアプリの存在を知る、と言った馬鹿丸出しの流れだったので、出来る事ならばテキスト1回目通読時から読み終わった分野別の過去問を同時進行で解いていった方が効率的かもしれません。繰り返しになりますが、何せ「ただ読む」は飽きます。飽き過ぎて
逃避的に読んでいた小説を1冊読み終えました。
こういう時に読む金城一紀は最高なんだよなぁ。
ITパスポート公式HPにある「CBT疑似体験ソフトウェア」の模擬試験を受ける
ITパスポート試験は「CBT試験」というパソコン端末を使った試験になります。その操作方法をまるまる体験できる為、これは1回はやっといた方がいいです。私は試験前日に最新の年度分だけやりました。試験勉強と言うよりも
大まかな時間配分の感覚を掴めるのが大きいです。
試験は100問120分。実際にやってみて時間的な余裕がどのくらいあるのか人それぞれだと思いますが、経験するとしないとでは気持ちの余裕が違ってくるかと思います。
過去問解く→気になった(間違った)ところをテキストで確認、を繰り返す
残りの日数的に私にはもう他の選択肢がなかったので、後は野となれ山となれ精神で「ひたすらアプリの過去問を解く→テキストで確認」を繰り返しました。ただしテキストは持ち運びし辛かったので、隙間時間に出来るだけアプリを開いては問題を解き続けました。まあ優れたアプリで簡潔な解説も付いているので最悪テキスト無くても合格できそうな気もします。
本当はこの時に合わせて2回目、3回目とテキストの通読を出来たら良かったんでしょうけど、残された時間的に無理でした。
お勧めの試験勉強期間
試験難易度的にIT系初心者の方なら1カ月、その道の人でも2週間くらいがお勧めかと思います。だらだらやってもしょうがないですし、テキスト買ったら勉強を始める前に上記日数後の試験を申し込んでしまいましょう。そのくらいあればだいたいテキスト3周くらいは読み込めると思うので、ほぼ落ちる事はないです。
大事なのは「私は出来る!」という思い込みと、実際にやる事です。
昭和的な精神論と、有言実行の行動力で戦いましょう。ちなみに全体の合格率は50%だそうです。半分?睡眠を生贄に「表」を無理やり出せば勝ちです。簡単ですね。

まとめ
- ITパスポート試験に(恐らく)合格しました!
- 私の勉強法と、お勧めの試験勉強期間をご紹介しました!
もう無理、とりあえず今日はもう寝ます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。