
いよいよ明日9月15日(月)、Mリーグ開幕です!全チームの紹介記事を書くつもりでしたが、なんやかんやあって志半ばです!(開き直り)
今回は私の好きなチームの1つ「BEAST X」(ビーストテン)の紹介記事です。
BEAST X

- メンバー構成:鈴木大介(1番左)、中田花奈(1番右)、下石戟(右から2番目)、東城りお(左から2番目)
- チームカラー:迷彩
- 決めポーズ:ガオーって感じの獣ポーズ
- 特長:チーム方針としては攻撃重視。実際は選手によって押し引きのバランスを取るので、攻撃一辺倒という訳でもない。個人的にはエンタメ重視姿勢が高評価。Mリーグにおけるエンタメの重要性をよく理解している。
- オーナー:BS10
私がMリーグを見始めて以降、初めて新規チームとして参戦したのが「BEAST JAPANEXT」(現「BEAST X」の前身)でした。オーナーである「ジャパネットたかた」のテレビ事業部門を盛り上げる為、最初からチームの専用番組もあり、チームのメンバー選考から何から何までメディア戦略が巧でした。従ってメンバーもメディア映えするタレント性重視の編成。玄人の麻雀ファンからは批判もあったかと思いますが、ライト層の私は好意的に見ていました。実力重視の麻雀を見たければ各麻雀団体の放送を見ればいいのですが、それでは大衆の人気を得る事が出来なかったからMリーグがあるのです。そう言った意味では「実力」もさることながら「エンタメ」に振っているBEASTは、ある意味Mリーグでは貴重です。
今シーズンで参戦3年目。「エンタメ」に振った代償は大きく、昨シーズンは入れ替え規定に引っ掛かり、シーズン終了後に2名の雀士がチームを去りました。それでもBEASTはエンタメ性を担保しつつ前に進むことを選択。今シーズンは幸多からん事を願っています。
Mリーグでは、2年連続でレギュラーシーズン敗退したチームはメンバーを1名以上入れ替えなけらばならない規則があります。なのでどのチームも2年連続のレギュラーシーズン敗退を避けるため頑張るのですが、現実は非情です。
BEASTは発足からいきなり2年連続レギュラーシーズンで敗退。初期メンバーの猿川真寿選手、菅原千瑛選手がチームを去る事になりました。
鈴木大介選手

「二刀流」鈴木大介選手です。二刀流とは「棋士」(将棋)と「雀士」ですね。将棋好きの私からすると棋士のイメージの方が強いです。ちなみに棋士になるのはとんでもない高い壁を乗り越えた、一握りの天才中の天才しかなれません。この世界に入れる人は、恐らく何をしても成功します。そのくらい頭の出来がそもそも違う正真正銘の天才です。麻雀でもその圧倒的な演算能力を発揮して、日々進化を続けています。
スタイルは圧倒的な攻撃力。正にリアルBEAST。爆発した時はとんでもない高打点のアガリを連発し、場を支配します。かと言って高打点ばかりを狙うのではなく、状況判断も的確で「鳴き」も積極的に駆使して勝利のために戦います。
言い方が悪いかもしれませんが、雀士間で和気あいあいとしていたMリーグの空気を一変させた正にMリーグ界の「黒船」。きっと色々と見えない所での苦労があろうかと思いますが、私は鈴木選手の試合を毎回ワクワクして観戦しています。頑張れ!鈴木選手!
中田花奈選手

「純卓のインフルエンサー」中田花奈選手です。私はアイドル等芸能界に疎くて存じ上げなかったのですが乃木坂46の元メンバーだそうで、包み隠さず言ってしまえば正に「エンタメ性の権化」のような圧倒的な一般層のファンを持つ雀士です。まだ麻雀プロとしては駆け出しと言ったところで、実際に過去2シーズンは大幅なマイナスを出しています。
しかし私は肯定的に見ています。
例え実力が伴っていなかろうが、お客さんを多く呼べればそれはプロの世界では「勝ち」なのです。私がブログやXで夥しい言葉を綴りそれがどんなに内容的に優れていようが、彼女の発する「おはよう」の1ポストには勝てません。しかしそれは、これまでに彼女が積み上げてきた努力の対価。彼女は既に圧倒的な勝者なのです。
何の世界でもそうですが、それなりに成功を収めた方と言うのはやっぱり持っている物が違うと思います。いずれ彼女はその持ち前の「努力できる才能」を駆使して、この舞台にふさわしい実力を身に着けるはずです。私は一ファンとして、その成長を見届けたいと思います。
下石戟選手

今シーズンから新規参戦する下石戟選手です。1席をかけたオーディションを勝ち上がってドラフト指名を受けた正真正銘の実力者です。正直に言うと、私はMリーグ以外の雀士の知識に乏しい為、このオーディションを拝見するまで下石選手の事は知りませんでした。
BEAST X選手入れ替えオーディションは、招待された総勢6名の雀士が約1月をかけて1席を争いました。その決勝卓、終盤の信じられない大逆転を決めて1席を勝ち取ったのが下石選手でした。
BEASTはチーム発足時もメンバーの内1名をオーディションから選んでおり、その時も終盤の劇的な展開で観る者を魅了しました。麻雀と言うのは何とも不思議なゲームで、こういった大事な場面で信じられないようなドラマが度々起こります。
しかし上記オーディションを拝見して俄然興味がわきました。麻雀の腕は既に折り紙つきですが、何というか
キャラが面白いのです。
まだあまりいじり方の分からない番組司会者を戸惑わせる珍回答は、見ていたこちらも「?」となりましたが、エンタメ度の高いBEASTにはうってつけの選手ではないでしょうか。ただし、それ以上に下石選手に求められているのはガンガン点数を稼いでくることでしょう。Mリーグでは参戦1年目の選手は苦戦することが多いのですが、何となくやってくれそうな雰囲気を感じる選手、それが下石選手です。
東城りお選手

「ミスパーフェクト」東城りお選手です。Mリーグ史上初めて出戻りを決めた選手になります。2シーズン前まではセガサミーフェニックス所属でしたが、政治的なあれこれで契約解除。昨シーズンはMリーグ参戦せず、今シーズンBEASTから指名を受け2シーズンぶりのMリーグ復帰です。「ルッキズムの話はしまい」と思いながらも触れずにはいられないでしょう。見ての通りとても綺麗な方です。
特に捨て牌に悩んでいる顔が恐ろしいほど綺麗で、私はつい見惚れてしまいます。
はっすみません、ただの個人的な報告でした。失礼しました。秋田県出身の正に「秋田美人」。ちなみに「なぜ秋田に美人が多いのか」と言うと、顔の造形は人それぞれ好みがあろうかと思うのですが、湿度の関係で肌に一番いい湿度が秋田県だからなのだそうです。私も日本海側出身なので分かるのですが、太平洋側は冬に加湿器が欲しいほど乾燥しますが、日本海側は逆で常に除湿器が必要になるほど湿度が高いです(無いと洗濯物がいつまでも乾かない)。つまり肌に優しいんですよね。なので「肌的に」優位性があり、結果として美人と認識されやすくなるとの科学的根拠でした。
んっ何の話してたんでしたっけ?そうだ東城選手でした。麻雀の実力的にも、セガサミーフェニックスに在籍していた3シーズンではトータルでプラスの方が多かった印象です。何より「もうMリーグの事をある程度分かっている」という強みがあります。東城選手ならやってくれるでしょう!
まとめ
- Mリーグ開幕はいよいよ明日(9月15日開幕)!今回はBEAST Xをご紹介しました。
- 未見の方は是非Mリーグをご観戦下さい!とっても面白いよ!
全チーム書き切れませんでした・・・いや、シーズン始まって1週間以内には残りチーム書き切る!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。