
ここ最近私は生き方を少しずつ変え、それに伴って人生が徐々に好転してきたように感じています。そんな私、このブログ執筆を初め色々と新しい事に挑戦し都度記事に書いてきたりしているのですが、今回は逆に「やめて良かった事」をご紹介しようかと思います。まぁよく倹約系や投資系youtuberがやっている「成功したければ〇〇やめろ!」的なお話です。
この記事の目次
やめて良かった事
ぱっと思いつくものから挙げると以下です。
- 負債(住宅ローン)
- 惰性で続けていたスマホゲーム
- 積立型保険
- なんとなくショッピングモール
- もったいない精神で物をため込む
- ネガティブな思考
1つずつ簡単に解説。
負債(住宅ローン)

1番はこれですね。これを手放してから人生好転し始めた気がします。私は20代中盤で結婚してから、約20年近くずっと住宅ローンを払い続けてきました。都内でマンション買う→移住に伴って売却→香川県でマンション買う→金融リテラシーに目覚めて売る→今に至る。私がラッキーだったのは、2度あった「マンション買う」の時期がリーマンショックと重なった事でした。従って底値で買えた為、同じく2度あった「マンション売る」の時にあまり損をせず売却出来ました。もちろん住宅ローンを払い終わったら「負債」→「資産」となるのですが、その頃には私は60歳近く・・・。大都市圏の一部地域を除いて、その「資産」は大した額にはならないでしょう。
「借金なんてするんじゃねえ!」
あるマッチョライオンの言ですが、私はこれを実感します。「持ち家いる、いらない」の価値観等は人に依るかとは思いますが、もし私が今後持家を買うならば住宅ローンを組まずに買えるよう「資産」をためてから買うと思います。とにかく私は負債(住宅ローン)を手放してから、大胆に色々な事へ挑戦できるようになりました。何より精神的な解放感が大きいです。最近した転職活動も、負債が無いからこそです。
惰性で続けていたスマホゲーム
以前の私は、無課金でしたが複数のスマホゲームをしていました。私のしていたスマホゲームは「終わりのないインフレゲー」だったので、もはや「おもしろいから」と言うよりは「何年間も時間を投資してきたから、今更やめるのはもったいない」という「サンクコストバイアス」で続けていました。
しかし思い切ってアプリをアンインストールしたら、まあ解放感抜群。いちいちログインボーナスを気にしたり、ガチャでいいキャラが引けなくてイライラしたりとかそういったのが無くなりました。
なにより限りある時間を取り戻せたのが大きいです。
1日1時間スマホゲームするより、同じ1時間本を読んだり運動をした方が自分の成長を感じる事が出来て、はるかに人生有意義に過ごせるようになりました。人生の勉強をすればするほど分かる事は、「時間の価値が最も高い」という事です。世の成功者はこの意味を理解しているからこそ、成功者でいられるのだと思います。
もちろん趣味でしている等好きな事は人それぞれですので、ゲーム=悪という事を言いたいわけではありません。ただ私の様にやめ時が分からなくなってしまい惰性で続けているならば、思い切ってやめてみる事をお勧めします。あるいは・・・今もし私がスマホゲームをし続けるならば、ただ消費するのではなく例えば「プレイ動画を撮ってyoutubeにアップする」等、発信者を目指しますね。
積立型保険
以前の私は、息子が生まれたタイミングで加入した積立型保険を毎月2万数千円支払い続けていました。またそれにプラスして月額数千円の掛け捨ての保険にも加入していた為、月々の支払いが結構な額になっていました。しかし金融リテラシーの勉強をして
積立型保険はすっぱり解約しました。
こういった保険に加入している方はご存じかと思いますが、積立型保険を積立途中に解約すると元金割れします。それでも、それを承知の上で解約しました。詳細は省きますが、「ある程度資産がある」&「新NISA等で株式投資をしている」方には不要だと私は判断しました。私は上記に当てはまるので、「いい勉強代だった」と割り切ってやめました。

現在は家内と合わせても月額数千円の掛け捨て保険だけにしており、その浮いた分を株式投資(iDeCo)に回せるため、ストレスの無い日々を送れています。
なんとなくショッピングモール
ショッピングモールが悪い訳ではなく「なんとなくショッピングモール」はやめた方がいいよっていう事ですね。以前の我が家は、予定の無い週末は「なんとなく」ショッピングモールへ行っていました。そして大して必要ではない服や小物を「なんとなく」買い、そこまで食べたいわけではないファストフードを「なんとなく」食べ週末を消化していました。つまり「お金を消費することで、週末を過ごしていた」と言う事です。

こちらは「散歩(ウォーキング)」や「読書(図書館へ行く)」、「お金消費目的ではないレジャー(どこかへ行く)」等へ切り替え、用事がないならばショッピングモールへ行くことをやめました。人は「お得」に弱い為、目に付いた「sale」に抗う事が難しい。それを我慢するストレスを抱えるくらいならば、初めから見ないで済むように工夫すればよいのです。無駄な出費・ストレスも減り、また健康的に週末過ごせるようになりました。
もったいない精神で物をためこむ
人には「保有効果」という認知バイアスがあります。これが何かと言うと「自分の持っている物は価値が高い」と思い込むバイアスです。極端な例を挙げると、はたから見るとゴミ屋敷の主が何も捨てられずに物をため込み続けるあの感じです。当時私の住んでいたマンションは平米数だけを見ると90平米近くあり、決して狭い訳ではありませんでした。しかしリビングも寝室も余白は無く、整理されてはいましたが物で溢れかえっていました。

売却に伴う引っ越しを機に相当断捨離しつつ、更に「いつか使うかも・・・」や「買った時高かったから・・・」と普段使わないのに所有していた物は、思い切ってフリマアプリに出品したり、捨てたりしました。これにより、少なくとも私の所有物はかなりスリムになり、管理する時間的なコストを相当削減することが出来ました。
お金の勉強を始めると先ず出てくることが、意外とこれなのです。
「物を捨てなさい」
騙されたと思ってやってみると効果を実感できます。なかなか一歩を踏み出せない方は、せめて「新しく何か買ったら、その分何かを捨てる」というルールを作る事で、少なくとも今よりも物が増える事は防げます。物は人を豊かにするけれど、人を不幸にもするのです。
ネガティブな思考
以前の私は、もう私の人生の主役は息子にあるのだと思っていました。
私は生来の性格&生まれ育って来た諸々の環境も相まってかなり自己肯定感が低く、基本的にネガティブな発想をしがちでした。「もう40歳を越えたし、後は現職で我慢して定年を待つだけ・・・」そう思っていました。けれど「これではダメなのだ」と、子育てをしている中で息子に気付かせてもらえました。
人生に遅いなんてない。挑戦し続けよう。やりたいことをやろう。
そう心を入れ替え一歩を踏み出してからは、世界は彩りを取り戻し、私自身もポジティブに物事を見れるようになってきました。これは息子のお陰だけではなく、同僚の自死という痛ましい出来事も合わさっての事でした。彼の死で会社は何も変わらなかったけれど、「無意味だった」にはどうしてもしたくなかった。少なくとも私は彼のお陰で変わる事が出来ました。
あなたを救う事が出来なかったダメな私だけれども、あなたの分まで精一杯生き抜こうと思います。

まとめ
- やめて良かった事と題してつらつら綴りました。
- 何かしら人生を変えるきっかけが欲しい方は参考にして下さいね。
- 何歳からでも挑戦は出来ます!一緒に頑張りましょう!
書き出したらキリないくらいまだまだあるんだけど、いずれにせよ「家族みんなで意思統一する」のが一番難しかったりします。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。