香川ファイブアローズVS新潟アルビレックスBB GAME1観戦記 2025-2026レギュラーシーズン開幕節
2025-2026ホーム開幕戦!

2025年9月27日(土)香川ファイブアローズVS新潟アルビレックスBB戦を現地観戦してきたので、観戦記として書き残す。正直「バスケットLIVE」という映像媒体がある昨今、膨大な時間を費やしてうる覚えの記憶を頼りにテキストに残すことに何の意味があるのか自分でも分からないのだが、マゾ的な自己満として続けてみようかと思う。あっ、ちなみに我が家はまだ「バスケットLIVE」未加入です。いつも綴るが、この観戦記はあくまでスポーツ観戦好きの素人目線での戯言になるので、その点はご了承頂きたい。

言わずもがなとにかく大事な開幕戦。しかも公式戦初開催となるあなぶきアリーナ香川で、相手は昨シーズン苦杯をなめた新潟アルビレックスBBとなれば燃(萌)えない訳がない!「香川県民全員集合!」との掛け声を(夢の中で)聞いたので、まあ行って来ました。

冗談はさておき、昨シーズンは確か善通寺でのホーム開幕戦、埼玉ブロンコス戦で黒星スタートだったかと思うので、今シーズンは取りこぼし無く連勝スタートを決めて欲しいところ。「優勝」を目指すならば序盤の取りこぼしは避けたい。色々とプレッシャーはあるだろうけれど

頑張れ!香川ファイブアローズ!

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試合開始前

会場入口

11:40 会場となるあなぶきアリーナ香川に到着。こども未来シート受取窓口の行列に並ぶ。今回はあなぶきグループ様のご厚意により「あなぶキッズ」として、通常のこども未来シート(500席)にプラスして500席、合計1,000席分の中学生以下のお子様+保護者2名まで無料招待されるとの事で、我が家はその撒き餌に飛びつくことにした。所用で結構ギリギリの到着だったので「千葉ジェッツ戦みたいに長蛇の列でチケット貰えなかったらどうしよう・・・」と心配していたのだが、全体的な混み具合からして大丈夫そうに見える。渡邊雄太&千葉ジェッツ効果えぐかったですわ。。

12:00 入場。メイン側2階席、ど真ん中のまあまあ前方の席を確保し一安心。先に触れた千葉ジェッツ戦で既にあなぶきアリーナは体験済だったが、改めて見ても大きい(空間広い)。今日は難しいと思うが、また満員のアリーナで香川ファイブアローズの試合が出来る日を夢見る。

広い会場の図

座席確保した足でそのまま館内を物色。昨シーズンの我が家の「推し」は今シーズン所在不明になり、息子は新たな推しとして#46今林萌選手に狙いを定めた。と言う訳で今林選手の「吠えタオル」(雄叫びブランケット)をお買い上げ。早速クラブアローズ特典の「グッズ割引券」を使ったよ!

お買い上げした「吠えタオル」(雄叫びブランケット)
入館してすぐのウエルカムボード
今シーズンもあった等身大パネル
クラブアローズ特典のグッズ

その後は選手達のアップを眺めながら、持ち込んだ菓子パンなどを頬張りぼーっと過ごす。みんな一旦席から離れてどこかへ行くのに、どうして我が子は入場したらテコでも座席から離れないのでしょうか。分かりません。

14:00 ヒストリームービーとやらが流れる。なかなかの出来。そうこういうのは大事。欲を言えばここ数年の苦難の歴史をもっとクローズしてくれてもいいかも。燃(萌)えるんでね(しつこい)。

14:12 ユナイテッド・アーチャーズ(UA)のパフォーマンス。あなぶきアリーナの2階席だと遠すぎてUA自慢の細かな動作が分かりにくいのがちと残念。「だから世の中の多くのスポーツチアって大味な動きしかしないのね」と妙に納得してしまう。YUZUさんが小さすぎて小学生疑惑が我が家で生まれる。

UAのパフォーマンス

14:18 選手入場。私は他チームの事はよく知らないのだが、何でも新潟アルビレックスBBも結構補強に成功したらしく、今シーズンも上位に食い込んでくることが予想されているそう。私は香川ファイブアローズを応援しているが、本音を言えば特定のチームの勝ち負けよりも「おもしろい試合が観たい」が勝る。新潟アルビレックスBBが強者ならば上等。是非おもしろい試合をして欲しい。

新潟アルビレックスBB!

新潟に続いてホームの香川ファイブアローズ入場。ビッグビジョンがあると演出上良くなるよね、と思いました。。円陣で気合を入れる。明日は我が子もエスコートキッズとして円陣に加わります。

香川ファイブアローズ!

14:40 応援練習とリトルアローズのタオルダンス。リトルアローズの出番は実質ここでおしまい。うーんやっぱり少し寂しいなぁ。

14:57 スタメン発表。昨シーズンまではここでもう一丁UAのパフォーマンスがあったのだが、少なくとも今回はなし。ふむふむ・・・ふむふむ。

試合開始!

第1クォーター

15:00 TIP OFF。スタメンは#2パト(カロンジ磯山パトリック選手)、#5AD(アレックス・デイビス選手)、#15根來(新之助)選手、#26(小林)巧(選手)、#31タッカー(・ヘイモンド選手)の、今シーズンのプレシーズンマッチで貫いてきたメンバー。ジャンプボールの呼吸が合わず、ADが競り負け新潟ボールでスタート!

スタメン(分かりやすいビッグビジョン様)

新潟#4フェルプス選手の体格に驚く。大男揃いのバスケ選手の中において、それでもなお明らかに排気量違うカテゴリーに出場したスポーツカーみたいな体躯・・・なんじゃそりゃ。とにかくデカい。デカすぎる。いきなり新潟のダンクで幕開け。面白くなりそうです。ADの3Pで香川ファイブアローズは初得点。しかし素直に喜べない。これはパスの出しどころに困り、渋々打たされた3Pだからだ。

※10/1訂正。香川ファイブアローズの初得点は根來選手の2Pでした。すみませんでした。

全体的な印象として、昨シーズンの新潟と違いディフェンスが見違える様に頑張っているのが分かる。いやディフェンスと言うよりも、「パスを出させない(パスコースを絞らせる)」事を念頭に置いているかのような貼り付く守備だ。個人的には新潟の最大の敵は、この作戦を生み出す監督だと思っている。昨シーズン、こう言っては失礼かもしれないが戦力的には新潟アルビレックスBBよりも香川ファイブアローズの方が勝っていたと思う。しかし実際に次のステージへ勝ち上がったのは新潟だった。香川ファイブアローズはこの監督の繰り出す作戦に苦杯を嘗めたのだ。しかし、今シーズンの香川ファイブアローズは「それを既に経験している」。後はコーチ陣と選手達を信じるだけだ。

ゴール下、新潟の大男たちを前にしてもパトが体を張っている。躍動する巧→パトのホットラインが決まる。しかしこの試合のパトは相当消耗するだろう。後半どうなるか。

新潟#7五十嵐選手も健在。要所で嫌な3Pを沈める。新潟の攻撃は#4フェルプス選手を中心としたインサイドor外からの3Pが軸。この試合前半戦はとにかくこの「外からの3P」がよく決まり、ファイブアローズが追いかける展開となる。

新潟の執拗なディフェンスにより、ゴール下からのボール運びすら楽にさせてもらえない。UK等、体格の小さい選手はあっと言う間に囲まれてしまう為、ADがボール運びにも参加。苦し紛れに出したパスを読まれてしまい、いくつか簡単にターンオーバーを許す。苦しい時間帯が続くが、しかし新潟はこのディフェンスが試合終了までもつとも思えない。「何とか離されずに耐えて欲しい」と願っていた所に#46今林のドライブ&エンドワン炸裂!いいよいいよ!

残り30秒で#6(ジェイコブ・)ランプキン(選手)の技ありの個人技も決まり、21-22新潟リードで第1Q終了。香川ファイブアローズのお株を奪うかのような新潟の鬼ディフェンス。強いね!

第1Q終了時

第2クォーター

15:20 第1Q終了時の#2パト、#6ランプキン、#8(高橋)耕陽選手、#31タッカー、#46今林選手でスタート。いきなり今林選手の3Pで幕開け!いいよいいよ!

激しいゴール下の争いでフラストレーションがたまったのか、パトがテクニカルファウルを取られる。イタイ。相変わらず新潟の3P成功率が高く苦しめられるが、こんな時にタッカーがさらっと3Pを決め食い下がる。「新戦力 要所で決める タッカーかな」変な句が頭に浮かぶ。ランプキンのシュートが弾いたところをパトが押し込んで吠える。ここで新潟タイムアウト。

昨シーズンも思ったが、新潟の監督はタイムアウトが絶妙で、少しでも相手に流れが行きそうになったらすぐに切られる。こればっかりはファイブアローズも見習ってほしいかなと思う。

お互い決め手を欠くが、新潟#4フェルプス選手が強烈過ぎてファイブアローズのファウルがかさむ。4:30を残して4ファウル。かつ新潟のハードなディフェンスはまだ機能している。つらい。そんな中、苦しいながらもファイブアローズも得点を重ね、43-41ファイブアローズリードで第2Q終了。ミスも目立ち、全然リードしているようには感じない。新潟強し!

第3クォーター

16:11 #2パト、#5AD、#26巧、#31タッカー、#46今林選手でスタート。巧→パトのホットラインが再度決まり何とか新潟を突き放しにかかる。が、新潟は強固な姿勢を崩さない。プレシーズンマッチで活躍した今林選手がボールを持つと、複数人で貼り付いて潰しにかかる。相変わらず苦しい。そんな時のタッカー、さらっと状況を無視した3Pを沈めファイブアローズを助ける。いいね!6:58を残し、新潟が流れを切るためタイムアウト。相変わらずうまいタイミングで捻じ込んでくる。

第3Q途中

タイムアウト明け、フラストレーションが限界なのかパトが明らかなファウルで新潟の選手を突き飛ばす。他にもゴール下で体を張り続けていた選手達を中心に立て続けにファイルを取られ、残り6分を残しファイブアローズはチームファウル4。イライラしているのは分かるが少しいただけない。籔(内HC)さん、我慢も大切だと思うのだが、この状態になったらやはりタイムアウト取った方が良かったような気がします。

#4(高橋)克実(選手)IN。点数的にも雰囲気的にも苦しい所で「エンドワン」をもぎ取る。絶叫。よくやった。

この残り5分を切ったあたりで、新潟の貼り付くようなデイフェンスが少し緩くなっている事に気付く。少なくともボール運びはスムーズになって来た。要因は#8耕陽選手だ。私はプレシーズンマッチは千葉ジェッツ戦しか観戦していないので、その試合不出場だった耕陽選手はこの試合が初見だった。そして前半戦は特に目に付かなかったのだが、ここへ来てその存在感を無視できなくなった。身長190を超えているとはとても思えない卓越したハンドリングで、ゴール下からボール運びを担当。新潟は体力的な要因も相まってその深い懐に飛び込む事が出来ず、ファイブアローズのボール供給が安定。それに伴ってファイブアローズに「良い攻撃リズム」が生まれた。私的には今回の試合の影のMVPはこの#8耕陽選手だったと思う。

相変わらず新潟#4フェルプス選手のゴール下は強烈だが、こうなったファイブアローズはもっと強い。ランプキン選手が立て続けに3Pを2本沈め突き放しにかかる。新潟は都度タイムアウトを取り、流れを渡すのを拒み続ける。終了間際、影の主役#8耕陽選手がブザービーターを沈め、歓喜。68-61ファイブアローズリードで終了。新潟の3Pの成功率が突然落ちた事も相まって、第2Qまでの苦しさはもう感じない。耕陽がいれば大丈夫だ。疲れが見え始めた新潟は逆に辛かろう。

観客数の発表があり、3,369名のお客さんが来場との事・・・少ないぞ!もっと来いよ香川県民!こんなに面白いの見逃してるぞ!

※9/28訂正。最終的に3,380がご来場されたとの事。

3,380名!

第4クォーター

16:36 #4克実、#5AD、#6ランプキン、#8耕陽、#13(高橋)育実(選手)でスタート。新潟#50長尾選手が、とんでもないスピードで中に切り込んできて流れを変えにかかる。ファイブアローズがたまらず後半1回目のタイムアウト。これは適切だったね!

第4Q途中

速い展開になりそうなところ、耕陽が落ち着いたボール運びを継続しリズムを崩さない。いいね!パトやADのファウルが辛いが、比較的フレッシュなランプキン選手がゴール下で体を張り、オフェンスリバウンド→ADの得点へ結びつける。

少し点数が縮まりかけたところ、今林の3P炸裂!9点差に戻す。マジ萌(燃)える。冗談はさておき、良い所で決めるね!

競ってる図

残り3:50新潟最後のタイムアウト。逆転の目を探している。しかし点差的にも体力的にも新潟の選手達の集中力が落ちてきたように感じる。ある程度均衡が保たれていた点差を、ファイブアローズがじわじわ広げにかかる。残り1:00、ここまであまり活躍できなかった育実がエンドワンを獲得!明日はもっとやってくれよ!

新潟の戦意が無くなり、ファイブアローズがイケイケの状態になったところで試合終了。93-76香川ファイブアローズ勝利!よくやったよ!

最終スタッツ
試合後の円陣

(日付跨いでしまったから)本日(9/28)も同会場でGAME2を開催!TIP OFFは14:00!当日券も買えるだろうから、香川県民みんな集合!今日も勝つよ!

2時間で書き切れなかったよ・・・。どうやって短くまとめるんだったっけ?

今までのファイブアローズ観戦記はこちら

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