
先日、我が家お勧めのボードゲーム「どうぶつしょうぎ」をご紹介したのですが、今回はこれまた我が家が定期的に楽しんでいるボードゲーム「ドンジャラ」のご紹介です。我が家は、(猫を除くと)私・家内・息子の3人家族。「どうぶつしょうぎ」の唯一にして無二の弱点「2人しかプレイできない」を解消してくれるボードゲーム、それが「ドンジャラ」なのです!
この記事の目次
ドンジャラに辿り着いた経緯
実は私はかなりの麻雀好き。それこそ大学生の頃(20年以上前です)は、同級生と一緒に高田馬場の雀荘でよく朝まで麻雀を打ったものです。風牌や役牌が出たらすぐに鳴いてしまう、こらえ性の無い打ち手でした。弱かった。従って、「TEAM雷電」の黒沢咲選手の様に面前にこだわる雀士に強い憧れを抱きます・・・ってなんの話でしたっけ?ああそうでしたドンジャラでしたね。
「TEAM雷電」とは、近年脚光を浴びている麻雀団体戦「Mリーグ」に参戦しているチームの一つです。Mリーグは2018年発足。毎年秋~翌春にかけて行われ、たった一つの優勝シャーレを目指し4人一組でチームを組んだ雀士達が、日夜高度な頭脳戦を展開します。今シーズンはもう終了してしまったのですが、今から来シーズンの開幕が楽しみ!皿洗いをしながら観るコンテンツとして非常に優秀です。ABEMA TVで無料放送しているので、皆様もシーズンが始まったら見てみて下さいね。ルールが分からない方でも楽しめると思います。
気になった方はMリーグ公式HPをご参照下さい。いつかブログ記事でMリーグの事も書くかもしれません。

私は本心では麻雀が打ちたい。我が家には、私が父から受け継いだ麻雀牌(昔過ぎて何と象牙!)もある。という訳で今から約2年前、まだ7歳だった息子に何とか麻雀を教えようとしたのですが、息子には牌の種類が多すぎる&ルールが難しすぎる&手積みの面倒さで、結局私の願いは成就せず。
もう麻雀じゃなくていい。なんとなく「っぽいもの」を手でくるくるしたい・・・。そんな私が辿り着いた物、それが「ドンジャラ」だったのです。

ドンジャラ
そんなこんなでドンジャラです。「ドンジャラ」と一言で言っても、昨今は色々なキャラをモチーフにしたドンジャラがあるみたいですが、我が家は昔ながらの「ドラえもん」をチョイス。ちなみに私はドンジャラをしたことが無かったのですが、家内は幼少期にしたことがあるらしく、家族みんなで楽しんだとの事。息子も比較的スムーズにルールを覚えました。
【簡単な説明】麻雀の様に積んだ山から順番に牌を取る。最初の手持ちは8枚で、その後1枚を山から引いては絵柄が揃わなかったら河に捨てる。基本的な役としては同じ絵柄を3枚1組、計3組揃えた者がアガリとなる。役の難易度に応じて周りの人はアガッた人に対して点数を支払い、最終的に点数が一番高かった人が勝ちとなる。
麻雀を知っている方へ、刻子を3組揃えたらアガリです。鳴けません。ドラもありません。王牌も無いので最後まで引き切ります。
- お勧めの年齢 : 6歳くらい~大人まで
- お勧めのお子様 : 全員
- 1プレイにかかる時間 : 半荘(2周)30分くらい
- 面白さ : とっても面白い
- メリット : 家族みんなで楽しめる
- デメリット : 空気を読めない大人がいると、ずっとアガレない子供がぐずる。またプレイヤーは最低でも3人は欲しい。

上記がドンジャラの役一覧。実際にやってみると分かるのだが、役の難易度と点数が全然納得できない(3人ドンジャラですら実質不可能な役すらある。みんなどうやってるのだろうか・・・)ので我が家独自の点数票を作成している。ちなみに我が家は「親」の概念(親の時はもらう点数2倍、子にツモられると2倍払い)や「一発」(リーチ一巡以内でのアガリ)採用、独自牌や独自役の作成など、プレイを重ねるにつれて常に進化している。

もちろん本物の麻雀には及ぶべくも無いが、それでも「麻雀っぽい」遊びが出来るので大人としてもある程度満足して遊べます。息子はドンジャラが大好きで、恐らく一番好きなボードゲームです。やっぱり家族みんなで楽しめるし、アガッた時は子供だけに子供の様にはしゃいでいます。
前回ご紹介したボードゲームの「将棋」と違って「麻雀」は手の内が隠されたゲーム。「相手の手の内を、明らかにされている材料だけで推測する」という一連の読み合いは、「どうぶつしょうぎ」とはまた違った楽しさを提供してくれます。そういった意味では「ドンジャラ」もまた、親しみやすい知育玩具と言えるのではないでしょうか。


ちなみに私は「4人で麻雀がしたいから、子供2人欲しい」とすら思った事がある馬鹿な親です。すみません、3人ドンジャラで十分に幸せです。嫁さん、息子ありがとう。
まとめ
- 家族みんな(上限4人ですが)で楽しめるボードゲーム、ドンジャラで遊ぼう!
- オリジナルのままでも楽しいですが、独自のルールを追加するとより楽しめる!
- アガッた時の爽快感は格別!昔麻雀が好きだった方へもお勧めです!
- ドンジャラも立派な知育玩具です!
7月から世界麻雀(WRC)が始まります。Mリーガーもたくさん出場しているので、こちらも要チェック!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
