【FANG+】コア・サテライト戦略!我が家のサテライト投資のご紹介【ファングプラス】
FANG+!ー大和アセットマネジメントHPより引用

投資を頑張っている皆様こんにちは。私も昨年から株式投資を始めた、ビギナー投資家です。このブログでもたびたび綴っていますが、私は今年春から新NISA満額1,800万円を5年で埋めるべく、毎月30万円×5年、S&P500へ投資し続けています。また、その経過を毎月ブログでも綴っています。

そんな私、元金は既に用意済。こちらは居住していたマンションを売却することで用意しました。

新NISAは制度上、毎年360万円までしか投資できません。従って手元にはある程度まとまった現金が「株式変換待ち」をしている状態。これがいかにももったいない。なぜならば、インフレ社会において現金の価値は下がり続けているからです。もちろん現金は何かあった時用にある程度保管しておく必要があるのですが、いくらなんでも保有比率が多すぎる。

と言う訳で、実は家内の新NISA口座も開設し投資をしていました。今回はその「家内の新NISA口座」を使った、世帯全体で見た際の我が家の「コア・サテライト戦略」の記事となります。

ちなみに我が家が売却したマンションはペアローンだったため、売却後に手元に残った資金は、持ち分比率に応じて贈与税がかからない範囲で夫婦で投資できます。これがもし私の単独ローンだった場合、家内の証券口座で110万円以上投資すると、夫婦と言えども贈与税の対象となります。
デメリットが大きくクローズアップされるペアローン、売却後に思わぬメリットがありました。

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コア・サテライト戦略

ご存じない方へ、AIさんから簡単に「コア・サテライト戦略」の解説です。

コア・サテライト戦略は、資産を「守りのコア(中核)」と「攻めのサテライト(衛星)」に分けて運用する投資手法です。コア部分は安定性を重視して安定的に運用し、サテライト部分はリスクを取って高いリターンを狙うことで、リスクとリターンのバランスを取ります。この戦略は、投資対象を2つの部分に分け、それぞれに異なる投資商品と比率で配分することで、規律ある投資を続けやすくし、資産形成の土台を築きつつ、リターンの上積みを目指します。

ーAIさんの概要から引用

つまり「コア」としてリスク低めで広く分散されたインデックスファンド等を多く持ち、「サテライト」として高リスク高リターンの個別株やテーマ型インデックスファンド等を少し持つ、と言った投資手法です。

コア・サテライト戦略ー楽天証券HPより引用

「そもそもコア・サテライト戦略なんて不要。最も効率的にリターンを得たいならば、黙ってオルカンとかのインデックス投資しておけ!」という声があるのは分かっています。しかしまあ今回のこれは、現金比率を低める&退職金分が1,800万円からはみ出る為、「余剰資金のさらに余剰資金」だと思って多めに見て頂きたく存じます。(誰宛に断っているのでしょうか)

先に綴ったように、私は自身の新NISA口座は1,800万円全てS&P500で埋める予定。こちらを「コア」と位置付けます。対して家内の新NISA口座は「サテライト」として運用しています。家内は株式投資を勉強している訳ではなく、私の話を話半分に聞いている程度なので基本方針は私にお任せ。しかも我が家の予算的に、こちらまで満額埋める事など絶対に不可能・・・つまり

こっちはある程度遊べます。

これぞコア・サテライト戦略の醍醐味。実は最初の数カ月はこちらも無難にオルカン(と、家内の希望で債券ファンド)を積み立てていたのですが、むしろ私の新NISA口座より保守的で、何ともつまらない。「さすがにもうちょっと攻めてもいいんじゃなかろうか?」と思うようになり、前から気になっていたファンドへ投資し始めました。それは「iFreeNEXT FANG+インデックス」です。

FANG+!ー大和アセットマネジメントHPより引用

FANG+(ファングプラス)

実は私、今でこそS&P500をコアとして投資していますが、まだ不勉強だった1年位前は「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」をコアに投資を始めたいと思っていました。なぜかというと、

リターンが高くて、マジで会社辞めてFIREしたかったからです。(逃げの姿勢)

今はマインド変えて「転職」という別の道への視野が開けたのですが、とにかく当時は「0か100」かみたいに思想に囚われており、何でもいいから当時の職場から逃げる希望が欲しかったのです。ただその後色々と勉強し「コアでNASDAQ100は、長期保有の視点から(私としては)ちょいリスクが高い」と思い改め、S&P500へと変え今に至ります。新NISAの「つみたて投資枠」に信託報酬が手頃なNASDAQ100が無かったのも決め手になりました。(「成長投資枠」だけならば複数選択肢がある)

新NISAのつみたて投資枠に採用されているNASDAQ100指数に連動するインデックスファンドは、現状「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」のみです。従って「新NISA満額を同一銘柄で埋めよう」と思ったら、必然的にこちらのファンドを選択せざるを得ません。
ただしこちらのファンド、信託報酬が0.495と少し高め。「長期保有」を前提にした場合、信託報酬は無視できません。また投資の勉強を進めるうえで「テーマ型ファンドはやめとけ」という『敗者のゲーム』の助言にも従い、私は「コア」としてはS&P500へ舵を切りました。

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前振りが長くなりましたが、つまり私は自分のSEという自らの職種も含めて、IT関連銘柄に強く惹かれます。正直、このジャンルが廃れる未来が見えません。むしろ「本番はこれから」だとさえ思うのです。そこで今回サテライトとして選んだのがFANG+です。

楽天証券HPより引用

上図にあるように、FANG+とは米国のテック企業10社のみに集中投資するファンドになります。一応全く分からない方宛に、先に出てきた「S&P500」「NASDAQ100」「FANG+」をざっくりまとめると以下になります。

S&P500

  • 構成銘柄:米国企業500社
  • 構成比率:時価総額加重平均型
  • リバランス:四半期毎
  • 信託報酬:0.077%(楽天S&P500)
  • 過去5年間の平均リターン:25.13%(eMAXIS Slim 前米株式(S&P500)より引用)

NASDAQ100

  • 構成銘柄:ナスダック市場に上場している100社(金融系は除く)
  • 構成比率:時価総額加重平均型
  • リバランス:年に1回
  • 信託報酬:0.198%(楽天NASDAQ-100)
  • 過去5年間の平均リターン:26.12%(iFreeNEXT NASDAQ100インデックスより引用)

FANG+

  • 構成銘柄:10社
  • 構成比率:均等荷重型(全銘柄10%ずつ)
  • リバランス:四半期毎
  • 信託報酬:0.775%(iFree NEXT FANG+)
  • 過去5年間の平均リターン:33.64%

多少間違ってたらごめんなさいなのですが、思いつくままに綴ると上記になります。当たり前ですが分散している会社が少なくなればなるほど、リスクとリターンが上がります。私の思うFANG+の特徴としては、「均等荷重型」「高いリターン(とリスク)」「高い信託報酬」だと思います。

楽天証券HPより引用

(家族持ち&信託報酬高すぎるので)コアで持つのは私としては難しいですが、まさにサテライト向けのファンドといった感じ。

「どうせサテライトならば、NASDAQ100じゃなくて強気にFANG+でいったるぜ!」

となりました。

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私のサテライト投資手法

インデックス投資を勉強すると、基本的に以下をよく言われます。

  • 長期×分散×低コストのファンド(オルカンやS&P500)へ投資する事!
  • 暴落時にも手放さない事!
  • たんたんと継続する事!
  • 理論上は一括投資の方が勝率が高いけれど、心理的に難しい場合が多いので積立投資推奨!

コアのS&P500は上記に従ってたんたんと積立続けています。ちなみに私はFANG+を「純粋なインデックスファンド」とは見ていません。どちらかと言うと「個別株みたいなもの」とみなしています。従って、こちらに関しては上記基本ルールからも若干外れて投資することにしました。

ほぼ一括投資です。

「今、米国株は割高」。「もうすぐ調整局面(あるいは暴落)が来る」。そういった声はよく聞きます。しかも円安で買える口数が少ない。それも分かっています。しかし何にしても、やってみなければ分かりません。失敗するかもしれない。だけど私は「やってみる」のです。

私はタイミングは見ません。これだけは私の投資哲学として持っています。とにかく可能な限りの資産を、早く、長く株式市場に置く。これで行ってみます。

私の好きな投資本に『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』という書籍があります。私が株式投資に目覚めるきっかけを与えてくれた、とても思い入れのある書籍です。この著者、おもしろい事にあまり積立投資を推奨していません。
なぜならば、積立投資とは株価が「下がる」方に賭けた手法だからです。インデックス投資は、長期的に見れば株価は右肩上がり。つまりフラットな視線で「今日は株価が上がるか下がるか」と見た場合、「上がる」可能性の方が常に若干高いのです。

ならばなぜ発生確率の低い「下がる」に賭けた積立投資をする必要があろうか?手元に資金があるならば、それを可能な限り早く投資するべきだ。

上記が著者の主張です。つまり「タイミングなんて見ないで、とっとと資金を株式市場にさらしなさい。その方が勝つ確率があがるよ」という事です。

まあ先に綴ったように私はFANG+をインデックス投資と見なしてはいませんし、これからも上がり続けるかは未知数なんですけどね。

欲しい物を買う。

つらつらと理屈で話してきましたが、結局これかもしれません。たまにはいいんじゃないでしょうか。。

あくまでサテライトなので額はそんなに多くは無いですが、三桁万円は用意できそう。最初に「ボン」とまとまった額を一括で入れて、その後ちょい帳尻合わせで積立。来年中には目標額まで入れ切る予定。こちらもある程度完成したら公開予定です。

まとめ

  • 私のコア・サテライト戦略をご紹介しました。
  • サテライトとして「iFree NEXT FANG+インデックス」を購入しました。買ったばかりなので、もうしばらく経ったらきまぐれに資産公開しようかと思っています。
  • 全体資産の比率としては1割いかない程度を予定しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投資は自己責任です!十分に勉強の上始めましょう!

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