香川ファイブアローズVSトライフープ岡山 GAME2観戦記 2025-2026レギュラーシーズン第14節
今年もありがとう!

2025年12月28日(日)、B3リーグ香川ファイブアローズVSトライフープ岡山のGAME2を現地観戦してきたので、観戦記として書き残す。年内最後の試合となった瀬戸大橋ダービー。前日のGAME1、私は体調不良で現地観戦に行けなかったのだが惜敗。私が香川ファイブアローズを現地応援し始めた過去3シーズン、レギュラーシーズンで香川ファイブアローズがHOME&同一カードで2連敗した事は恐らく無かったと記憶している。(プレイオフでは2023-2024プレイオフ、VS鹿児島レブナイズ戦で連敗)

それだけ相手チームから見たら「HOMEの香川は難攻不落」という事なのだが、11月にAWAY岡山へ遠征に行った際の岡山の野村HC「今度は香川でやり返します!」と力強く宣言していたのを私は強く覚えている。

AWAY岡山戦は香川ファイブアローズの2連勝。有言実行のためトライフープ岡山はどう対策を練ってくるのか。香川ファイブアローズは前日の敗戦からどう立て直してくるのか。そんな事を考えながら会場へ向かった。

この観戦記はあくまでスポーツ観戦好きの素人の戯言なので、その点ご了承の上お読み下さい。

スポンサーリンク

試合前

本日はクラブアローズ特典の観戦チケットを使ったので、我が家としては珍しく指定席での観戦。従って少しゆっくり目に会場へ向かう。

高松オルネの電光掲示板

高松オルネの電光掲示版はイベント毎に色々やっていて偉いなと思いました。

会場のあなぶきアリーナ香川

12:20 会場着。U18カップで岡山学芸館が優勝する所を見守る。その後ランニングへ。

最高のランニング環境

前回、あなぶきアリーナ香川開催だった「対TUBC戦GAME2の観戦記」でも綴ったんですけど、皆さんも「ランニングしろ!」とはいかないまでも、「あなぶきアリーナ観戦に来たら赤灯台までウォーキング」くらいはしてもいいんじゃないでしょうか。結局、今の運動不足というのは負債を未来(老後)の自分へ押し付けているだけで、将来の健康寿命に直結します。私がここ数年で読んだ自己啓発本によると「1日4000歩週4日以上ウォーキング」するだけでも、将来の健康寿命が全然変わってくるそうです。まあこれを「はいはい、意識高い系の戯言乙www」と取るか、「自分事」として実際に動くか。株式投資と同じで「実際に動いたかどうか」のその差が、将来大きな差になってくるような気がします。と、ごちゃごちゃ言ってきましたが、単純に「いい天気の日は外を歩く」これでいいような気もします。

13:30 10kmランし会場に戻る。お昼ご飯をパクつきながら選手達のアップを見守る。#9UK(請田祐哉選手)が椅子座りながら椅子の下でドリブルしているのが凄いと思いました。んっ?#24リッチー(ニューベリー・リチャード選手)がシュート練習してるってことは、ベンチ入りが1人はみ出るってこと?また感染症とかかな?誰だろう。

座っていたUK

14:10 選手入場。1F指定席なのでUA(ユナイテッド・アーチャーズ)のパフォーマンスが大迫力。前節に引き続き今節もカエデさんOUT。風笑さんの髪がオレンジになっていてかっこよかったです。後、タオルダンス指導の時YUZUさんが近すぎて直視できませんでした。。

UAのパフォ
トライフープ岡山の円陣!
香川ファイブアローズの円陣!

信じたくはないが、この選手入場でユニフォームじゃない#31タッカー(・ヘイモンド選手)の欠場が濃厚に。いやー昨日は現地観戦行けなかったけど、観戦に行った家内と息子によると正に孤軍奮闘してたと聞きましたけど・・・。痛すぎる。ピュアシューターのいなくなった今シーズンの香川ファイブアローズにおいて、#31タッカー選手は中への積極的な切り込みだけではなく外からの得点も期待できる選手・・・まあ四の五の言ってもしょうがない!やるだけやるだけ!

試合開始!

第1クォーター

15:00 TIP OFF。#4(高橋)克実(選手)、#5AD(アレックス・デイビス選手)、#6ジェイク(ジェイコブ・ランプキン選手)、#9UK、#46(今林)萌(選手)でスタート。いや前回のAWAY戦でも思ったけど、岡山#40ジョシュ・スコット選手でかいな!と、そのジョシュ選手のゴール下で幕開け。

ファイブアローズは昨日の教訓を生かしてか気合の入ったディフェンスを披露するも、肝心のオフェンスがどうもちぐはぐで噛み合わず。「パスありき」の中途半端な突っ込みで、見え見えのパスをカット。ターンオーバーを繰り返し、いきなり岡山にランを許す。0-9。

これもたびたびこのブログの観戦記で綴ってはいるのだが、観てるこっちでさえ「行かないだろうな」って突っ込みは、やってる側にももちろん伝わっているだろうし、結構シーズンが進んできている今、相手チームも研究しているわけで。もう素人の虚言全快で言わせてもらうと

もうちょいこねくり回さないで攻められませんか?

に尽きる。スクリーンかけてもらっても先の展開の無い横移動のドリブル。中に入ってもパスありきで周りきょろきょろ(→カットされるor近すぎて取れない率の高いADへの至近距離パス)。更に言うならば抜いた後の選手を背中で抑える感じとか、私的には全く魅かれない。特に負け試合の時(自信を喪失している時)は顕著。最近香川ファイブアローズと戦うチームは2,3のパス交換→スクリーン剥がれた瞬間シンプルに中に侵入してくるパターンが多く、正直毎回このパターンに苦戦しているように思う。本戦は岡山#21ハンカーソン選手を中心に#11秋山選手、#39中村選手等がこのタイプで、スクリーンかけてもらったら中へ侵入→うまく中をかき回しては自らシュートや、ゴール下のビッグマンへ効果的なパスを出していた。特に#21ハンカーソン選手の「プレッシャーを受けてもなかなかボールを持たず、のらりくらり斜めに侵入してくる」感じが絶妙。香川ファイブアローズを苦しめ続けた。

これ全くの見当違いかもしれませんが、VS千葉ジェッツ戦で初めて#46萌を観た時に似てました。我が家はあの日の萌を観て今シーズンの「推し」になったんですが、正直に言うとあの日の萌が一番輝いていてその後シーズンが進むにつれてどうも輝きが色褪せてきているように感じてしまいます。それはあくまでプレシーズンマッチだったので、千葉ジェッツのプレッシャーが弱かっただけなのかもかもしれませんが・・・。

とまあ全体の印象はこのくらいにしといて、ファイブアローズもようやく攻めが連携し出し、#46萌の3Pも決まり9-15と追いすがる。3分を切ってお互い4ファイル。しかし最近のファイブアローズの悪癖「フリースローがイマイチ決まらない病」が発動し#8(高橋)耕陽(選手)のフリースローが1本も入らず。苦しい。私個人としては#8耕陽はもっと自分で行って欲しい選手の一人。独特のキャラなので掴みどころが難しいが、何と言うか最近特に「周りへの連携」を意識しすぎな気がする。もう「俺元B1だしさ」って感じでガンガン行ってもいいんじゃないでしょうか。

16-25で第1Q終了。タッカーいないのマジで辛い。#4克実が元気ないなぁ。昨シーズンも年末年始くらいから調子落としていたように感じるんだが、神がかっていた3Pとかどうしちゃったんでしょうか・・・。

第1Q終了時のスコア

第2クォーター

15:23 #5AD、#6ジェイク、#8耕陽、#9UK、#13(高橋)育実(選手)で第2Q開始。リードしている岡山の3Pで幕開け。16-28。辛い。先に言うとこの日ファイブアローズは3Pがちっとも入らず。タフショットならまだしも、フリーでも入らないのでお手上げ状態。

岡山はシンプルにゴール下勝負。オフェンリバウンドも鬼取る#40ジョシュ選手を効果的に使う。ファイブアローズも#8耕陽の連続ドライブ等で追いすがるも、得点は縮まらず。「ディフェンス頑張っても、その後のオフェンスで点取れないと結局意味ないよね」みたいな展開。

6:55残しでファイブアローズ1回目のタイムアウト。22-32。ただタイムアウト後もあまり展開は変わらず、ファイブアローズは相変わらず不用意なパス(→カット)や、中に入ってからパスの受け手をきょろきょろ探す等、不自然なパス回しに終始。「そりゃ崩れてもいないガチガチのゴール下で、そんな甘いパス出したら取られるわ」と至極当然なエラーを繰り返す。

4:56オフィシャルタイムアウト時は22-34。さっきのタイムアウトから1点も加算できなかったことになる。うーん。その後もオフェンスのうまさの差が顕著に現れ、第2Qは29-49岡山20点リードで終了。私が香川ファイブアローズ観戦をするようになって、前半で20点ビハインドって展開は記憶している中では初めてな気がする。そのくらいボコボコにやられた感。まあ攻めも受けも相手の方がうまい以上しょうがない。

第2Q終了時のスコア

第3クォーター

16:07 スタメンメンバーに戻り第3Q開始。#9UKがファウルを貰い、幸先良くフリースローを2本決めて幕開け。そう、追いかけるムードを上げるにはファースト得点は大事。もう負けたくらい開き直って攻めて欲しい。

7:47岡山がファウル4つ目。展開がファイブアローズへ向いてきたか?と思いきや岡山#21ハンカーソン選手がきっちり仕事をこなす。なかなか点差が縮まらないところ、5:40残しで#46萌の3Pが決まり41-54。岡山がたまらずタイムアウト。追い上げられるプレッシャーからか、ここまでスムーズな攻撃を繰り広げていた岡山が突然ブレーキ。攻め方を忘れてしまったように攻めあぐねるようになり、完全に流れがファイブアローズへ。これがあるからバスケは分からない。

残り3:03ファイブアローズタイムアウト時には43-54。#5ADが執念でフリースローを2本捻じ込み45-54。その後も完全に波に乗ったファイブアローズが一方的に攻めたて、一時50-54と4点差まで迫る。完全にパニックに陥っているように見えた岡山だが、しかし#2パト(カロンジ磯山パトリック選手)のファウルでフリースローを得て落ち着きを取り戻す。岡山4分ぶりくらいの得点。仕切り直しに成功した岡山が終盤突き放して52-61で第3Q終了。落ち着かれたら、自力に勝る岡山優位は変わらず。

第4クォーター

16:37 #5AD、#6ジェイク、#8耕陽、#26(小林)巧(選手)、#46萌で開始。幸先良く#5ADのゴール下で2P先取するも後が続かず。目を覚ました岡山が前半と同じように攻守ともに効果的に動いて、ファイブアローズは最後まで対応できず。3Pも入らず。コーチ陣もこの展開を打開できず。

7:14残り、54-67でファイブアローズ後半2回目のタイムアウト。しかしタイムアウト明けも状況は変わらず。4:55残りでオフィシャルタイムアウト。54-70。つまり第2Qよろしく、またこのタイムアウト→オフィシャルタイムアウトの間に1点も取れず。

厳しい事を言うようだが、これでは「気にしない気にしない。前を向いていこう!」とは、私は言えない。何かエラーなりうまく行かないことが起こるのは分かる。ただし「それを分かっていながら修正できない」のは、違うと思う。私は香川ファイブアローズのブースターだし彼らには頑張って欲しいが、問題点から目を背けて盲目的な精神論へ走るのは至極嫌いな人間だ。スポーツは残酷なほど勝敗が決まってしまうものだが、もちろんその敗戦には原因がある。特に団体競技というものは「システム的なエラー」を突き合うところが面白さの一つでもある。

安易に精神論へ走るチームは弱くなる。

基本的に私は団体競技を見る時、上記を注視する。特に負けが先行している(大差で負けている)チームが「最後は気持ち!」と言い出したら終わりだと思っている。んっ?何でしたっけ。そうです観戦記でした。つまり何と言うか、負ける事は対戦相手もあってしょうがないんですが、選手もコーチ陣もブースターも安直に「気持ちが弱かった」とか「これは忘れて次!次!」とかあんまり「負けという事実(原因)」から目を背けないで欲しいと、私個人は思う。強いチームほど負け(失敗)から多くを学ぼうとするもの。サラリーマンの世界でもそうでしょ?

話変わるんですが、ヨーロッパのサッカー中継って、試合前より試合後の方がスタジオの話長いんですよね。コメンテーターとか解説(元選手)が「この試合はあーだったこーだった」と振り返って良かったところや悪かったところをきちんと議論するんですよ。日本のスポーツ中継って、始まるまで長いのに終わったら(負けたら)「切り替えて行こう!」ですぐ終わりですよね。これでは(少なくとも視聴者は)成長しないよねっていつも思ってしまいます。

閑話休題。観戦記に戻り、その後も展開は変わらず、ファイブアローズの3Pは全く入らず。打開策の糸口の見えない中、こちらの気力も萎えたところでタイムアップの笛が鳴る。60-74岡山勝利で試合終了。

返す返すも、負けは構わない。ただし、この負けを徹底的に研究し、生かして欲しいとは強く思う。そうじゃなければ、これから当たる全チームは徹底的に研究し、岡山と同じことをしようと試みるだろう。籔(内HC)さんの言うように、本番はプレイオフだと思う。けれど今日の敗戦は、その本番に辿り着けるかすら危うい状況にあるように感じた。

試合後のスコア

トライフープ岡山は有言実行、見事リベンジに成功。ファイブローズのHOMEで2勝。お見事でした。

退場するトライフープ岡山の選手達

結びとなるが、今年4月から始めたこのブログのファイブアローズ記事を読んで下さった全ての方へ感謝をお伝えします。ありがとうございました。最後に厳しい事を書いてしまった事を申し訳なく思います。来年も現地観戦に行ったら、懲りずに何かしら駄文を書き連ねると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。よいお年を・・・

いやまだブログは年内数記事更新する予定です。。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

徳島戦も行くぞ!
しっぽ買ったぞ!

[ブログランキング参加中]

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 人気ブログランキング人気ブログランキング

香川にゃんこさんを応援してくれる方は、クリックをお願いします!

スポンサーリンク

Xでフォローしよう

株式投資の事
おすすめの記事