
2025年12月20日(土)、B3リーグ香川ファイブアローズVS岐阜スゥープス戦GAME1を現地観戦してきたので、観戦記として書き残す。ここ2週間はAWAY連戦だったので、久しぶりのホーム開催となった。そのAWAYでは2節消化し、3勝1敗とまあここまでの勝率通りの勝敗だった模様。だが目下首位の徳島ガンバロウズに迫るためには、これ以上の取りこぼしは避けたい。我が家も気合を入れて会場の高松市総合体育館へ向かった。
お決まりだがこの観戦記はあくまでスポーツ観戦好きの素人の戯言なので、その点をご了承の上お読み下さい。
試合前
11:10 会場着。良くも悪くもいつもの人出といった言った感じ。我が家定番のベンチ側2F自由席、中央寄りの前から3列目を確保する。本当は家族で桝うどんに行きたかったのだが、何だか息子がぼーっとしているので私だけで散歩兼昼食の買い出しに出る。ちょっとランニングでもしようかと思ったが、ちょうど一週間くらい前に「一人かがわマラソン」を決行し、まだ何だか右足がズキズキするので無理は出来ず。
12:00 会場に戻り、選手たちのアップを見守りながら家族で菓子パン等を頬張る。久しぶりに選手達を見て思った事。
- #6ジェイク(ジェイコブ・ランプキン選手)の髭かっこいい
- #8(高橋)耕陽(選手)が髪切ってさっぱりした
馬鹿なんでこんなところです。それにしても今日はいつにも増して選手達の練習シュートがよく入る。本番にも期待を寄せる。

世はクリスマスシーズン。バスケとは全く関係ないのですが、私もそこそこいい内容のクリスマス記事を書いたので、良かったら読んでみて下さいね(アクセス数が雀の涙で悲しい)。


グッズ売り場で20周年ロゴ入りアイテムを見て、まあまあ欲しいなと思いました。昨年くらいから新商品の開発速度が凄くて、貧乏人にはついていけません(涙)。会場が黄色になったら嬉しいな!

コートに戻り「注目選手の紹介」コーナー。私のような素人は対戦チームの事を全く知らないので、どんどんやって欲しい。浅いながらも3シーズンB3リーグを観てきた者として、岐阜と言えば何と言っても点を取り合うイメージが強い。その爆発力をどう抑え、香川ファイブアローズ得意のロースコアに持ち込めるか。色んなチームが様々な特色を持っているのがスポーツ観戦の面白い所の1つですね。
13:10 選手入場。先ずはUA(ユナイテッド・アーチャーズ)のパフォーマンス。季節柄、もちろんクリスマス仕様。

久しぶりに風笑さんIN、けれどカエデさんOUT。なかなか全員集合は難しい。パフォーマンスは今日もかわいい感じで良かったです。


香川ファイブアローズの選手達もクリスマス仕様の入場。岐阜スゥープスはチームカラーが緑と赤という事で、意図せずクリスマスカラーになっていたのが個人的にツボでした。ただ岐阜スゥープス、なんか選手少ない気がしました。9人かな?勘違いだったら申し訳ないんですが、やっぱりこういった勝負はお互いベストメンバーで戦えるのが一番。「みんな元気!」は難しいのだろうけれど、岐阜スゥープスにも幸あれと願っています。

やっと来たわ選手のコール愛称紹介。以前AWAY観戦で岡山行った時に、感銘を受けて当時の観戦記に書いたやつです。
何ならトライフープ岡山の様に、プログラムと一緒に忍ばせてもいいんじゃないでしょうか。まあ何にせよ、よそ様の良い所を取り入れつつ、ちょっとずつ良い方向に向かっている気がしています。頑張れ!運営さん!
試合開始!
第1クォーター
14:00 TIP OFF。ここんところ定番の#4(高橋)克実(選手)、#5AD(アレックス・デイビス選手)、#6ジェイク、#9UK(請田祐哉選手)、#46(今林)萌(選手)でスタート。現在B3リーグリバウンド王との紹介があった岐阜#32ブレイク選手とのジャンプボールに#5ADが競り勝ち、試合開始。お互いチャンスを潰しあい、ショットクロックバイオレーションぎりぎりの#5ADの2Pショットが決まり幕開け。うーん、決まったからいいものの、打たされた感。
岐阜は試合開始直後から気合の入ったオールコートディフェンスで香川ファイブアローズへ対抗。最近のトレンドなのか、香川ファイブアローズと対戦するチームは結構このパターンが多くなってきた気がするなぁ。どのチームも楽させてくれない。「ならば」とファイブアローズは流れるようなパス交換から、PG陣がゴール下へうまいグラウンダーのパスを供給。受け手との連携が噛み合い、レイアップやゴール下の強さで得点を重ねる。私的にこういった「きちんと崩した必然のゴール」が好きです。
5:24残り、岐阜がこの試合両チーム合わせての初ファウル。引き締まったいい5分間でした。終始ファイブアローズがリードするも岐阜も離されず、抜きつ抜かれつで付いてくる。
残り2:54、岐阜ファウル4つ目。#31タッカー(・ヘイモンド選手)が貰ったフリースローを落ち着いて2本沈め15-11ファイブアローズリード。リードしているが、立ち上がりのようなうまい崩しは鳴りを潜め、ファイブアローズの攻めは終始苦しそう。状況を打開しようと出した#26(小林)巧(選手)の少し狙い過ぎたパスを何度かカットされ、ターンオーバーも増える。
残り1分あまり、少し場を落ち着かせたいのか#26巧OUT、#8耕陽IN。#8耕陽はPGの代わりも務まるのが偉い。19-16ファイブアローズリードで第1Q終了。リードはしているが、得点シーンだけ見ると岐阜の方がうまく崩しているような気がしました。
第2クォーター
14:20 #2パト(カロンジ磯山パトリック選手)、#5AD、#8耕陽、#31タッカー、#46萌で第2Qスタート。いきなり岐阜のアリウープが炸裂!盛り上がって参りましょう。ファイブアローズの初得点は#31タッカーの3P。さらっとやり返すタッカーが好きです。(告白)
岐阜は#3高橋選手、#8田中選手の動きが素早く、また思い切りよく中へ飛び込んでくる。またその強みを生かすため、外国籍の選手もうまくスクリーンをかけファイブアローズを苦しめる。ただファイブアローズもやられる一方ではなく、攻撃パターンに慣れてきた第3Q以降は突っ込んできた高橋選手や田中選手が苦し紛れに出したパスを読み切りカット等で応戦。更にこの日は#5ADがゴール下で鬼神の如き活躍。岐阜#32ブレイク選手と激しい攻防をしつつも、何度もブロックショットを炸裂させてました。凄すぎるぜ!AD!
ファイブアローズが#ADのオフェンスリバウンド→ゴール下エンドワンや、#8耕陽突っ込みからのパス→#46萌の3P等で突き放しにかかるが、岐阜も要所で3P等を沈め5点差以上は許さず。オフィシャルタイムアウト時は33-28ファイブアローズリード。
タイムアウト明け、ファイブアローズのシュート精度が落ちた間隙をぬって岐阜が得点を重ね、また抜きつ抜かれつの点差へ。軽率なパス等がカットされる苦しい展開ながらも、何とかファイブアローズリードの37-36で第2Q終了。どうでもいい事なんですが、岐阜#6ジョーダン選手と#23サンブ選手の髪型がオシャレと言うか個性的だなと思いました。

第3クォーター
15:03 #4克実、#5AD、#6ジェイク、#9UK、#46萌のスタメンに戻り、第3Qスタート。岐阜の3Pで幕開け。いきなり逆転される展開。しかしこの苦しいところで、#4克実が3Pを沈める。続け様にこの節のピックアップ選手#9UKも3P!43-41と再びリードを奪う。
しかしやはり岐阜も強く、第2Qまでの展開と同じくファイブローズのランを許さず抜きつ抜かれつのじれた展開。終盤、岐阜のシュート精度が上がり、49-53と逆に離されそうなところでファイブアローズたまらずタイムアウト。
タイムアウト明けに#5ADが強すぎるゴール下を決め51-53。しかし岐阜も取り返し、流れは変わらず・・・と言いかけた残り1:10、#13(高橋)育実(選手)が起死回生の3Pを沈め54-55!突然流れを引き寄せ、最後は#2パトのダンクも決まり58-55ファイブアローズリードで第3Q終了。お兄ちゃんいい仕事でした。
ただ最初からなのだがオフェンスはシンプルに岐阜の方がうまく見え、まったく予断を許さない状況。試合後のインタビューで籔(内HC)さんも語っていましたが、結果は「どちらに流れが転がったか」のほんのわずかな差に思いました。
第4クォーター
15:26 #2パト、#6ジェイク、#13育実、#26巧、#31タッカーで第4Qスタート。#31タッカーの思い切りのいいレイアップでファースト得点。やっぱり先に点を取ると落ち着きます。8:34残り、#26巧持ち味のレイアップも決まって62-56と少し点差が開きかけたところで岐阜はたまらずタイムアウト。
残り6:20、直前のオフェンスリバウンドを頑張った#13育実がまた3Pを沈め、67-58。この日の育実はマジで輝いておりました。育実に頑張って欲しい小生としては、大変うれしゅうございました。(キャラがぶれる)
4:40残りのオフィシャルタイムアウト時には71-61ファイブアローズリード。ようやく突き放せたが、体を張り続けた#5ADを筆頭に、何だかファイブアローズの選手達がいやに疲れているように見える。あと少し、頑張れ!
点差が点差なだけに終盤にかけて岐阜は3Pを打たざるを得ず、そのシュート成功率が変に上振れなかった為ファイブアローズとしては落ち着いて勝ちパターンへ。苦しい展開になった岐阜の選手達を眺めながら、さっきも綴ったが「最初にどちらがちょっとした点差をつけたか」で、結果が逆になっていた可能性をひしひしと感じる。
勝負のアヤってのは残酷で、だからこそ面白い。
最後の声を振り絞りながら、私はそんな当たり前の事を改めて両選手達から教えてもらう。本当に、スポーツ観戦ってのは良いものです。
15点差以上ついても、岐阜は最後まで全力プレー。1分を切ってもタイムアウトを取り、絶望的な状況に真正面から向き合う。ファールプレー。試合を投げない。私は感動に震える。勝敗は間違いなく決する。しかしこのコート上では、彼らもまた勝者なのだ。終了を告げるブザーが響く。83-69香川ファイブアローズ勝利。明日もまた、この強者との対戦が待っている。



余談
完全にプライベートな問題なんですが、明日のGAME2はもしかしたら行けないかも・・・残念!行けたらまた観戦記書きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。













