
皆様こんにちは。私は基本的に毎日読書をしており、このブログでもたまに読書感想文的な事を綴るのですが、今回もそんな本の紹介記事となります。今回ご紹介するのはサンリオキャラの挿絵の入ったかわいい本「キキ&ララの『幸福論』」と「ぐでたまの『資本論』」という本です。こちらの本、息子が小学校の図書館から借りてきた本で、あまりに見た目がかわいいので何の気なしに手に取って読んだところ
大変良かったので、是非大人の方にも読んで頂きたいと思った所存です。
ちなみに我が家はほぼ全ての本を「借りる」で済ませます。貧乏が憎い・・・。我が家のフェイバリットスペースだった高松市中央図書館がリニューアル閉館中の為、最近はもっぱら福祉ライブラリーで(家内が)借りています。平日のみ開館が痛い。
キキ&ララの『幸福論』とぐでたまの『資本論』

小学校の図書館にあるくらいなので文字数も少なく、それぞれ100頁ほど、1ページにつき1つかわいいイラストとも共に格言が載っています。「キキ&ララの『幸福論』」は哲学者アランの説いた『幸福論』より、「ぐでたまの『資本論』」はカール・マルクス著の『資本論』より、言い方を現代風に丸くして綴られています。


ここ2,3年、私は自己啓発本の類を読み漁ってきました。それはひとえに私があまりに無知ゆえ、このままでは家族みんな幸せになれないと悟ったからでした。そしてそれらの本に書かれていた事を少しずつ実践することで私は少なからず変わり、以前より金銭的にも精神的にもゆとりのある暮らしが出来るようになりました。
こういった自己啓発本、数を読むと次第にあることに気付きます。
みんな言ってることだいたい同じだな、という事に。
書き手によって多少アプローチの違いはあるのですが、要約するとだいたい同じ事を言っています。これはつまり「幸せになる」とか「お金持ちになる」と言うのは、いつの時代も、誰であろうと、やり方は本質的に変わらないという事を示唆しています。そして今回のこの2冊、
その本質全てが網羅されています。
すごいぞサンリオ!かわいいは正義!・・・すみません取り乱しました。
何だか小難しい自己啓発本はあまり手の伸びない方でも、この2冊はとても読みやすいので是非お読み下さい。大人なら30分程度でさらっと読めますし、また可能ならば手元に置いて何度も読み直して欲しい所です。私も中古を買おうか検討中です。(オイ!)
一応それぞれ、私のお気に入りの一説をご紹介します。
羽ばたかなくていい。
歩くことをやめなければ、
いつか必ずたどり着ける。いま立っているところから"成功"までは、遠くたって地続きなんだよ。だから、飛ぶ必要はないよ。ゆっくりでも、歩きつづけていれば、必ず目標にたどり着けるから。
ーキキ&ララの『幸福論』40頁より引用
ムダなこと、バカらしいことを
どんどんやろう。役に立つこと、意義があること、効率的なことだけが評価される社会は息苦しい。ムダなこと、バカらしいことを面白がれる余裕から、文化や芸術、新しい発想が生まれてくる。
ーぐでたまの『資本論』86頁より引用
正直選べないほど、他にも大好きな一説が満載です。是非皆様お読みなって見て下さい。読み終わった後、きっとあなたは前向きに人生を歩めるようになるはずです。
このシリーズ、まだまだ他にもあるっぽいです。

全部気になるけど、シナモロールの『エチカ』に惹かれるなぁ。。
まとめ
- キキ&ララの『幸福論』とぐでたまの『資本論』をご紹介しました。
- 見た目もさることながら、内容もとっても為になるので是非皆様もお読みになって見て下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。











