
春。春と言えば花粉症。私は昔からかなり重度の花粉症で、アレルギー薬を用法容量を守ってきちんと飲んでいても酷い日はティッシュボックス3箱くらい消費する勢いで鼻をかみ続ける。従ってこの季節は辛い。10年位前だろうか、東京から香川県に遊びに来ていた家内の友人が「ヨーグルトメーカーでR1を増やし、毎日食べ続ける」食事を続けたところ、似たような症状だった花粉症が改善したと教えてくれた。そこで私もヨーグルトメーカーでR1を増やし、毎日朝食としてシリアルと一緒に食べるようになった。IFもしもの世界が見られるわけではないので、花粉症が改善したかは正直何とも言えない。気の持ちようもあるだろうし、効果には個人差もあるだろうしで、その辺はどうぞご自身でお試し下さいになるのだが、単純に機能性ヨーグルトと言われる高価格帯のおいしいヨーグルトを量を気にせず食べられるのでとても良い。といった話を何かの拍子にすると、聞いた方は「R1の増やし方を教えてくれ」となる。何度もいろんな方に話したが、今後も都度説明するのも大変なので備忘録としてこの日記に綴ろうと思う。今度聞かれたらこのブログを紹介しよう。
この記事の目次
準備するもの
- ヨーグルトメーカー
- 牛乳1Lパック(低脂肪牛乳はダメ)
- R1(ドリンクタイプ。無糖タイプでもOK)
- 牛乳パックの口止め(クリップや輪ゴムでも可能)
- 発酵終了する8時間後、在宅している環境(冷蔵庫に入れるため)

ヨーグルトメーカーはいくつも種類があり、最近は発酵食品を何種類も作れる多機能型が多い。そういった機種もいくつか試したことがあるが、私が知り合いに薦めているのは「ヨーグルトファクトリー 東京企画」だ。少なくとも私が試した機種の中では一番安定してヨーグルトを作れた。「安定しない」とは、出来上がった時ヨーグルトが固まっていなかったりするのだが、かなりいい加減に作っても、この機種ではほとんどそういう事が無い。優秀。
牛乳をレンジで4分温める
冷たい牛乳でそのまま作り始めると失敗確率が上がるので、先ず牛乳をそのままレンジで4分600wで温める。


この間、R1の包装を剥ぎ取る。後で量を見る必要があるため。

温まった牛乳パックにR1を半分くらい入れる
4分温めるといい感じに牛乳が温まる。普段飲む時と同じように片方の口を開け、そこからおおよそ半分のR1を入れる。これは律儀にきっちり測らなくても、目分量でOK。


今回はどう見ても半分以上入ってしまったが問題ない。残った半分は冷蔵庫に戻して、また次回作る時に使う(開封済なので賞味期限より早めに使うこと)。つまりドリンクタイプのR1一本で、牛乳パック2本分(2L)作れる。
※もし「牛乳パック1本で十分」という方は、最初に牛乳を少しだけ減らしてからR1全部入れればOK。
中身が零れないよう口をつかんでざっくり振る
混ぜるために口をつかんで回すように軽く振る。あんまりやると口から牛乳が飛び出るので、本当に軽くで十分。上下振りは飛び散る率が上がるので厳禁。

口止めをしてヨーグルトメーカーで発酵させる
牛乳パックに口止めをし(クリップや輪ゴムでも可能)、そのままヨーグルトメーカーへIN。発酵させる。発酵の操作は各ヨーグルトメーカーに依って違うと思うので、慣れるまで必ず取説で確認する。私の使っているヨーグルトメーカーは電源入れて「プレーン」を押すと発酵開始。発酵完成の8時間後に自動的に電源が切れる。「プレーン」押し忘れて「カスピ海」のままだと温度が低すぎてR1は発酵しないので注意。


冬場であんまり寒い日は発酵に失敗することが稀にあるので、不安な方は何か薄手のカバーを被せるといいです。冬以外は必要ありません。
発酵が終わったら冷蔵庫に入れて固める
ヨーグルトメーカーの発酵が終わったら冷蔵庫に入れる。1時間くらいなら冷蔵庫に入れるの遅くなっても問題ないが、特に夏場はあんまり長く放置すると発酵が進みすぎてしまうので注意。
冷えて固まったら完成
冷蔵庫で冷えて固まったら立派なヨーグルトになっているので、スプーンでお皿に盛って食べましょう。ちなみに発酵直後のとろとろの温かいヨーグルトを食べても一応問題はない。「むしろ出来立ての温かいヨーグルトが好き」という知り合いもいる(私は冷やす)。しばらく食べ進めると牛乳パックは深さがあるのでスプーンで掻き出し辛くなる。そんな時は清潔な鋏で牛乳パックを切って蓋を被せると、また掻き出しやすくなります。

まとめ
上の手順通りに進めれば、まず失敗せずにドリンクタイプR1一本で牛乳2パック分のヨーグルトを作ることが出来るはずだ。我が家は3人家族だが、毎日朝夜と2回食べてだいたい3日足らずで1本の牛乳パックを消費する。おすすめは「夜寝る前に発酵させる」→「朝起きて冷蔵庫入れる」→「夜帰宅したら冷えてて食べられる」サイクルだ。是非お試しあれ。
※注意※ ヨーグルトメーカーで増やしたR1が、本来のR1と同じ効能があるかは保証しかねますので自己責任でお試し下さい。
この記事で紹介した、私の使っているヨーグルトメーカーはこちらです。
ヨーグルト作るだけならシンプル機能が一番。