【金融教育】楽天証券の未成年口座を開設する【育児】
未成年口座!ー楽天証券HPより引用

我が家には小学校へ通う息子がいます。その息子、間もなく10歳になります。そこで、私は以前より温めていた考えを実行に移すことにしました。それは「未成年口座」の開設です。

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未成年口座開設の狙い

現在我が家は資産形成として株式投資をしています。証券口座を開設しているのは私と家内ですが、息子は未開設でした。「子供は口座開設できないでしょ」と思われる方もいるかもしれませんが、実は18歳未満の子供でも証券口座を開設することは可能です。我が家は楽天証券ユーザーなので楽天証券の事しか分からないのですが、親の楽天証券のマイページより未成年口座の開設申込できます(親が楽天証券の口座を持っていないと不可)。詳しくは楽天証券の該当HPをご参照下さい。

これまた楽天証券HPの受け売りになりますが、未成年口座のメリットは大きく分けて以下3点あります。

  • 0歳から口座開設可能
  • 長期投資による福利メリットが得やすい
  • 確定申告で税金が還付される

上記綴ったのですが、私の狙いは2番目の「長期投資による福利メリットが得やすい」、これです。何か不慮の事態が起きなければ、子供には膨大な人生の時間が残されています。その時間を味方につけ早くから資産形成に取り組めば、今後の人生の「自由度が上がる」と私は考えています。

「お金で全ては買えない」。これは分かっています。しかし「お金があれば選択できる(自由度が上がる)」。私はこう考えます。私は自身の経験からこれを実感します。ほんの3年前まで、私はお金に全く余裕がありませんでした。住宅ローンや過剰な民間保険料を毎月払い、子供の教育費や食費等必要な物を買い揃えると、ほとんど手元には残りませんでした。貯蓄なんて全くできません。「老後2,000万円問題」。ひたひたと、しかし確実に忍び寄る問題に見て見ぬふりをして日々を消費していました。「いつか何とかしなければ」それは分かっていたのですが、じゃあ「どうすればいいか」無知で不勉強な私は、当時これが分かりませんでした。

その後私はたまたま色んな要素が重なりその状態を脱することができ、今に至ります。「親しくしていた同僚の自死」等、行動を起こすまで随分な痛みを伴いました。

お金に余裕が無いと、視野が狭くなります。「家族を養わなければならない」「私が休むわけにはいかない」「今の会社にしがみ付くしかない」・・・。同僚は、私も囚われていた上記の様な思想ループから逃げ出せなくなりパワハラ激しい職場に居続ける事に疲れ、自ら命を絶ちました。彼がいくら貯蓄があったのかは私には分かりませんが、少なくともお金に余裕があれば「嫌な職場を辞める」という選択肢があったはずです。私は上記を教訓に、充分な資金を用意し、この夏転職をしました。

息子には私の様にお金に囚われず自分のやりたい事を「自分で選択して」やれるよう、未成年口座が少しでもその足しになればと思っています。

未成年口座開設に必要な物(楽天証券の場合)

  • 親の証券口座
  • 親と子の記載がある住民票(マイナンバー記載も必要)

先に綴りましたが未成年口座は親の証券口座のマイページ画面から申請する為、親の証券口座は必須です。また、親子であることを証明する必要があるため、親と子の記載がある住民票(マイナンバー記載入り)を申請時にアップロードする必要があります。この住民票発行時に、私の住む香川県高松市では手数料として250円かかりました。マイナンバーで証明証の発行紐付けしている方はコンビニ発行可能で、私はコンビニで発行しました。つまり未成年口座開設に必要な経費は250円だけです。

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子供への金融教育

まだ運用を始めていませんが、近々に迫った息子の誕生日前後から運用を開始する予定です。言ってしまえば誕生日プレゼントの1つとして、証券口座をプレゼントする形です。親子で一緒に運用しようと考えています。戦略としては以下を考えています。

  • 投資銘柄は「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(通称:楽天オルカン)
  • 最初に私からある程度まとまった金額を入金(雪だるまの核とする)
  • その後、私から毎月1万円定期積立する
  • 息子は小遣いやお年玉等、使わないお金を自由に投資する

未成年口座は今のところNISA口座が無いので、特定口座で運用予定です。噂されているNISA口座がもしできたら、特定口座はそのまま放置してNISA口座で新たに積み立てる予定です。

「子供に株なんて・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、我が家では積極的に子供にも金融教育を施していく予定ですし、実際に隠さず教えています(総資産額等は隠しています)。今も息子は橘玲さん著『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』を読んで理解を深めています。子供が「おもしろい!」と自発的に読ませる工夫がされている、本当に優れた書籍です。

親子で学ぶどうしたらお金持ちになれるの?

この金融教育、実はお金の為だけではありません。「福利」の威力を知る事で、教育への理解も深めてもらう狙いがあります。

なぜ「毎日」勉強をしなくてはいけないの?(継続性の観点)

これに明確に答えられる親御さんは何人いるでしょうか。上記本を読めば、金融教育はもちろんの事、上記質問にも答える事が出来るようになります。そしてそれは

子供にこそ必要な知識です。

なので私は隠しません。私もまだまだ勉強を続ける必要があります。息子と一緒に頑張ろうと思っています。

まとめ

  • 息子用の未成年口座を開設しました。
  • 我が家では子供にも積極的に金融教育を施していく予定です。
  • 私は株式投資を推していますが、投資は原本割れのリスクを伴います。最終的には自己責任ですのでご了承下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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