
私は1年ほど前にマンション→賃貸戸建てに引っ越しをしました。新NISAを満額1,800万円埋める為です。
新たに引っ越しをして久しぶりに経験したことがありました。そう「地域のゴミステーションへ直接ゴミを出す」です。マンションではマンション指定のゴミ捨て場にゴミを出し、管理人さんが道路側へ出してくれていたのでゴミに頭を悩ませる必要がなかったのですが、戸建てとなると話は別。今回はそんなゴミのお話です。
荒れ放題だったゴミステーション
私の引っ越したところは周りに単身用の賃貸アパートが密集したエリア。管理会社に教えて貰ったゴミステーションは、その賃貸物件者と共有していました。住み始めて驚いたのですが、これがまぁ荒れ放題、マナーも何もありません。恐らく限られた複数人だけだと思うのですが、回収曜日も時間も無視して勝手気ままにゴミを出します。
高松市の指定ゴミ袋に入れない&分別もしない&ネットすらかけない。従ってカラスに荒らされ放題でした。
荒らされた生ごみやコンビニ弁当の空き箱等が常に周りや道路に散乱し、悪臭を放っている本当にひどい状況でした。ゴミがゴミを呼び、恐らく通行人も平気でゴミを投げ捨てていた様に思います。
ゴミ拾いを始める
息子の教育上、また防犯上も良くないため、見るに見かねて嫌々ながら多少掃除を始めました。「なんで私がこんな事をしなければいけないのか・・・」。賽の河原の石積みのように、掃除しても掃除してもゴミを出す人はルールなんて無視してまたゴミを出し、味をしめているカラスは間髪入れず漁ります。朝出勤する前、又は仕事が終わって帰宅する際ゴミステーションを通ると、道路一面に広がるゴミの山・・・。
当時これがひどいストレスでした。
「なんでこんなひどい事を平気でするんだろう」「民度の低い地域から脱出したい。また引っ越そうか」等、他者を責めてばかりいました。
発想を変える
転機が訪れたのは、ボランティアで街路樹の枯葉を掃除している方々を見た事でした。私は通勤で香川大学幸町キャンパスの横を毎朝通るのですが、そこには立派な街路樹があります。そしてその街路樹が一斉に葉を落とす秋の終わりは、道路一面枯葉だらけになります。そこで活躍していたのは「ほうきの会」の方々、つまり無償ボランティアの方々が定期的に道路を綺麗に保ってくれていたのです。

それを見た時、私は自分の浅はかさを知りました。ほうきの会の方々は「この木が悪い」「なんで私がこんなことを・・・」とは思っていないでしょう。そこで私はゴミ拾いの発想を変える事にしました。
嫌々するのではなく率先してゴミ拾いしよう、と。
その日以降、私はゴミ拾い専用のトングや高松市指定のゴミ袋、軍手等を購入し、前向きに毎日ゴミ拾いをするようにしました。ゴミステーションのみならず、少なくとも自分の家の周りも含めて。そしたら不思議と色々とポジティブな変化が起きる様になったのです。
街も私の心も綺麗に
荒らされたゴミはすぐに綺麗にした&出されたゴミ袋を見かけたら都度ネットをかけるようにした為、カラスが常駐しなくなり荒らされる頻度が減ってきました。また「誰かが気にして常に掃除している」というのが分かると、曜日や時間を無視してゴミ出しする人の総数も減ってきました(数人はそんなの気にせずゴミを出し続けますが)。
何より私の気持ちが変わり、ストレス無くむしろゴミ拾いを楽しめるようになりました。街が綺麗になることで地域貢献も出来るし、私はそれを見て満足し気分がいいし、まさにwin-winです。
指定ゴミ袋代や日々時間を消費するけれど、毎日ゴミ拾いをする事で私は間違いなく幸福度が上がったことを実感できます。偽善と思う方もいるかもしれませんが、地域の為、ひいては何よりも自分の為に、これからも私は毎日ゴミ拾いを継続していこうかと思っています。

嵐の後は特に掃除が大事!
最近香川県では短期間大雨警報が立て続けに出ました。

こうした時は水が引いた後、排水溝がゴミや枯れ葉等で目詰まりしています。そういうのも積極的に掃除すると、次の雨の時も排水がスムーズになります。「私の家の周りはゴミなんて落ちてないよ」という方、是非雨上がりの排水溝を掃除しましょう。気持ちいいですよ!

まとめ
- ゴミ拾いをし始めた経緯を綴りました。
- 気の持ちようを変えたら同じ事をしていても幸福度が上がるよ、というお話をご紹介しました。
- 皆様もゴミ拾いをしよう!街も自分の心も綺麗になるよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
