
昨日は香川ファイブアローズのビッグニュースがあったため、1日遅れとなったが毎月のルーティン、株式資産公開を行う。数値だけは1日の物を控えていたので、定点観測としては「まあいいかな」と自分を慰める。「株式」をブログの1つのテーマに据えたのに、全く記事を書いていないので私自身も「何だったっけ?」となっているが、いつか報われる日を夢見て定点観測くらいは書き続ける所存である。
正直に言うと、私は投資法として王道の「インデックス投資」を選んだのでいざ積み立てを始めるとその後はやることがない。いや正確にいうと「下手な事はやらない方がいい」のである。
ここ30年のS&P500の平均成長率は年利約10%ですが、じゃあS&P500を持っている投資家がみんな年利10%のリターンを得る事が出来たかと言うとそうではありません。何と投資家平均のリターンは年利約3.5%でした。これが何を意味するかと言うと、大多数の投資家は「下手に手を出してしまった」のです。
リターンを逃す理由は主に以下2点になります。
1.「投資するタイミングを図っていた」事で、稲妻の輝く瞬間(株価が急上昇するタイミング)を逃してしまった(市場にいなかった)。
2.「頻繁な売り買いをした」が為に、証券会社に売買手数料(運用コスト)を多く払った。
名著『敗者のゲーム』の「稲妻が輝く瞬間に市場に居合せければならない」と言う名言が示す通り、インデックス投資の基本は低コストで優良なインデックスファンドを長期で持ち続ける事(市場に居続ける事)です。それをすることだけが唯一、市場の成長という果実をそのまま味わう事が出来るのです。

では先ずは為替から。7月1日の為替は1ドル約143円でここ3か月変わらず。もう少し円高に振れて欲しいが、まあ言ってもしょうがない。
新NISA
先月の株式公開の際に触れたが毎月30万円積立×4か月目となり、やっと積立100万円を突破した。マス層の更に最下層で泥水を啜って生きてきた一般サラリーマンには、多少なりとも感慨深いものがある。やればできるのだ。失ったものは自宅マンション・・・そんなもんいらねいらね!・・・けど・・・安西先生、食洗機が欲しいです・・・。

成長投資枠と積立投資枠で分かれているが、購入している銘柄は同じで「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」となる。2行に分かれているのでややこしいが合算すると、4か月目ということで取得金額はちょうど120万円、評価額1,278,960円、評価損益+78,960円、評価損益率は+6.58%となった。「銘柄選択理由を書く」と言い続けて早4か月、今月こそ書くぞ!(前振り)

うーん。120万円を銀行ではなく証券口座に置いただけで7万円以上お金が増えるのだから、よくよく考えればすごい世界なのだが、ちっとも喜べず。4月5月の頃は「株安&円高になってきて最高!」とはしゃいでいたのに、トランプ大統領の関税云々が落ち着いたら一気にまた株高へ。積立期のインデックス投資家としては、安い時に出来るだけ仕込みたい。最近は「S&P500最高値更新!」とかいうニュースを見る度にゲンナリしてしまっていた。まあトランプさんが大統領をしている間は(いや正確に言うと誰が大統領をしていようが)まだまだ揺れ動くのだろうけれど。ちなみに私見を述べるならば、今の状況ならば株高はまだまだ続くと思っている。だが「思うだけ」で何もしない。たんたんと一定額を「Just Keep Buying」していくだけだ。
もし皆さんが神か何かで未来が分かるとします。
最安値になるまでインデックス株を買わずに待ち、最安値になったら購入。
その後、暴落直前の最高値で全部売却。
たとえこれをしたとしても、なんと淡々と一定額を買い続けた(市場に居続けた)投資家の方が、最終的にトータルリターンが高くなるケースが多いのです。
過去のデータに基づくこの辺の驚愕の事実は、名著『JUST KEEP BUYING』に綴られています。ご興味を持った方は是非一度ご一読ください。

iDeCo
こちらは新NISAより少し早めに始めていたため10か月目。毎月の積立金額は23,000円。私にとってのiDeCoはささやかな税金対策に過ぎないので、大した収入もない凡人サラリーマンは60歳までこの額で行く予定。まあ何かしらの劇的な変化が無ければの話だが。

銘柄は新NISAの「S&P500」とは違い「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(オルカン)。本当はこちらもS&P500で良かったのだが、少し趣向を変えている。選択理由は積立1か月目を参照。と言いながらも、私自身のリマインドの為改めて綴る。
- (万が一だと思うが)取り崩し時に、米国が世界の覇権国では無くなっている可能性がある。
- S&P500と成績を比べたい。
取得金額225,527円に対して評価額236,618円、評価損益+11,091円、評価損益率は+4.91%となった。先月と同じことを言うが、オルカンと言いながらも全体の6割以上をアメリカ企業で構成されているので「まあそうだよね」といった感じ。

ちなみに「23,000円×10か月なのに、どうして取得金額が230,000円じゃないの?」という方もいるかもしれないが、iDeCoはNISAと違い毎月僅かながら購入手数料を取られるからです。勉強になったという方は「いいね!」と呟いて下さい。
まとめ
先月に引き続き新NISA、iDeCo共にプラスとなった。イランイスラエル戦争は一応の終結を見たようだが、今月は参院選もあるので何かしらの波乱はあるだろう。
可能ならば60歳で定年退職し晴耕雨読の余生を送りたいと願っているので、世界さん色々とお願いします。私達家族にはこの2,000万円しかないんです。ってなんでしょうかこれ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。