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トランプ大統領
息子が生まれてから、忙しさや我が家の子育ての方針もあり「何となくテレビを点ける」ことをやめた。「テレビ垂れ流し生活」を止めると、たいていプラスの影響を得ることが出来るが、1点困ったことがある。ほとんどニュースを見なくなることだ。一方的にもたらされるある程度多ジャンルに広がった雑多なニュースは、最低限だが現代社会の一般常識を提供してくれていた事に気付いた。情報源がインターネットだけでは自分の興味のある情報、あるいは自分の考えにとって都合のいい情報しか取りにいかなくなるため、視野も狭くなる。俗に言う「確証バイアス」という奴だ。「良くないな」とは思う。思うが、情報が溢れまくった現代社会において、自分にとって都合のいい世界「以外の情報」まで見るのは疲れてしまう。
自分以外の事なんて知らなくていいよ。
自分だけ良ければいいよ。
そんな囁きが聞こえてくる昨年の暮れ、アメリカ大統領選でドナルド・トランプが再選したニュースを見て「みんな疲れているんだろうな」、ふとそんなことを思った。
乱高下している株式市場を見て思う事
そんなトランプ大統領。世界に対して法外な関税を発動するだのやっぱ止めるだの、中国やカナダが報復関税するだのしないだので、株価が上がったり下がったりで大変らしい。株式投資を始めた私にとって「知らなくていいよ」とはならない事態だが、ブログタイトルにもあるように私はインデックス投資家としてやっていくことに決めて積み立てを始めたので、株価が乱高下しようが「JUST KEEP BUYING」でたんたんと5年間投資信託を買い増し続けていくだけだ。
下手に売買タイミングを図る方が、たんたんと買い続ける投資手法よりトータルリターンが減るという研究結果が報告されています。結局未来は誰にも読めません。

株価よりも何よりも、「自分だけ良ければいい」この世界の行く末には一体何が待っているのか。「良くないな」とは思う。疲れている私は少しだけ不吉な思いを抱きながらも、どこか他人事の様にジグザグに揺れる株価チャートを眺めた。