【アクアリウム】白点病との戦い、全記録
白点病にかかった金魚たち

4月に綴ったのですが、息子が金魚すくいをする事になった関係で、昔の趣味だったアクアリウムを再開しました。水槽のスペックなどは以前の記事に詳細に綴っています。

その後、実際4月末に金魚すくいに行き、金魚を2匹我が家へ連れて帰りました。しかし、結果としてその2匹は2~3週間ほどで短い一生を終える事になりました。今回はその2匹を生かすことが出来なかった私自身の戒めとして、当時選択した行動を記録として残すことにしました。

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縁日の金魚

4月19日(日)、金魚すくいへ。

金魚さん達
1匹も掬えなかった息子(けど回数分無料で金魚は貰えた)
水合わせ中(貰った2匹)
水槽へ
動きが早い

金魚はオーソドックスな和金でした。息子は初めて自分で飼うペットに喜び、赤一色の子は「キンちゃん」、黒い柄の入っている子を「パンちゃん」と名付け、自分なりに一生懸命調べ、世話を始めました。

異変に気付く

最初の数日は明るい(ライトの点けている)時間帯に私も金魚たちを眺めて異変が無いか気にしたのですが、特に問題が無く元気だったため、次第に日中よく眺めていた息子へ判断を委ねる事に。折しもお迎えした翌週は香川ファイブアローズのクォーターファイナルが平日に開催されたため、私が終日金魚を見られない日が続きました。

クォーターファイナルが終わった金曜日、つまり5/1、異変に気付きました。白点病です。

白点病にかかったキンちゃんとパンちゃん(キンちゃんの方が白点多め)

息子は少し前から気付いていたらしいのですが僅かな白点だった為それが「異常」とは分からず、報告が遅れました。そして白点病を私が認識した頃には、もうかなり金魚たちの全身へと広がっていました。正直に言うと、私は水草関係が趣味の中心で、あまり金魚には詳しくありません。また白点病を発症させた事もありませんでした。

白点病とは「ウオノカイセンチュウ」という寄生虫の感染により、体表面に白い点々が出る病気です。寄生しているので宿主から栄養を吸い取り続け、また進行するとエラにも白点が付き、金魚を死に至らしめます。初期に適切な対処をすれば完治させることも出来るそうですが、どうなることか。新規に立ち上げた水槽&発症までの潜伏期間も考えると、既に寄生された金魚たちを掬ってきた事になります。

早速私は白点病の薬として「グリーンFクリアー」を買ってきて、1/2程の水替えの後、水槽へ規定量を投入。またウオノカイセンチュウは水温が高い方が弱るとの事なので、未導入だったヒーターも投入。これで様子を見る事にしました。念の為「金魚用の塩」も買ってきましたが、水草があるためとりあえず未投入としました。(塩分濃度を0.5%にすると、金魚にとっては過ごしやすくなる。ただし水草は枯れる)

しかしこの時点で私は多くのエラーを犯しました。以下反省です。

  • 導入当初からヒーターを入れるべきだった。
  • 水槽へ入れる前に、数日塩浴をするべきだった。
  • 金魚の体質に合わない弱酸性へと水質を傾けるソイルを床材にするべきではなかった。
  • 吸着性能の高いソイルを使っている水槽では、薬の効果が薄くなる可能性を考慮するべきだった。
  • 治療開始時、塩も最初から入れるべきだった。(水草を隔離する)
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キンちゃんが弱り出す

金魚たちは白点が付いていても動き的には元気で、「なんとか治りそう」と期待していました。しかし2日後の5/3(日)、パンちゃんより一回り体の小さいキンちゃんが若干弱っているように見えました。パンちゃんが執拗に追いかけたりするため、余計体力的に辛そう。そこで環境の変化も考慮し、キンちゃんは水槽に残しパンちゃんを隔離水槽(バケツ)へ移すことにしました。どちらも毎日の1/3程度の水替えと、替えた分の薬のみ投与を継続しました。そして水草のない隔離水槽へは少量の塩を入れました。ただし、塩分濃度0.5%となると相当の塩を入れる為、経験の無い私にはいまいち踏ん切りがつかず、ごく少量の塩にしました。

バケツ生活(ベアタンクでブクブクのみ)になったパンちゃんは白点がありながらも動き的には問題なく見えました。しかし元の水槽に残ったキンちゃんは、1匹になったけど日に日に元気を失っていきました。この状態から、以下の判断を迅速に下すべきだったのですが、当時の私には気付けませんでした。

  • 水槽の環境が金魚飼育に向いていないので、2匹とも別バケツに隔離するべきだった。
  • 塩浴も同時にするべきだった。(もっと大胆にきちんと塩を入れるべきだった)

キンちゃんが死ぬ

5/6(水)、全身が白点に侵され、また水カビにも覆われキンちゃんが死にました。横たわって浮いていた、まだ息のあったキンちゃんに泣きながら話しかけている息子を見て、私は息子にもキンちゃんにもとても悪い事をしてしまったと、暗い気持ちでGWを過ごしました。

キンちゃん

「せめてパンちゃんだけでも生きて欲しい」と願っていましたが、ここで私は再びミスを犯してしまいました。

それは1匹だけになったパンちゃんを、掃除し改めて薬を規定量入れた水槽に戻してしまったことです。この時はまだ「隔離水槽の方が環境が良い」という事に気付けませんでした。

パンちゃんも元気がない

5/8(金)、仕事から帰って来て水槽を覗くと、パンちゃんが水面近くでじっとしており、元気がありません。ここで私はようやく「水槽の環境の方が良くない」という結論に至り、再びパンちゃんを隔離水槽へ。

一大決心をし、パンちゃんが元気になった後快適に過ごせるよう、水槽の全リセットを夜に敢行。ソイルを全て取り出し処分。水槽などの道具や機器は全て洗い、乾かす事に。5/10(日)、ファイブアローズが連日のセミファイナル激闘の中、私も連日激闘。この日も観戦記を書きあげた後、新しく買ってきた玉砂利をよく洗い床材に敷き、水槽を立ち上げ直しました。この過程でギックリ腰になり、正に踏んだり蹴ったり。

隔離水槽のパンちゃんの白点はまだ消えていません。薬の投与と、ごく少量の塩投入を続けたのですが、もっと多く(塩分濃度0.5%になるまで)塩を入れれば良かったと、今になると後悔が残ります。また、一度も水槽に戻さずに隔離を続けていたら治ったような気もしました。なぜなら水槽に戻すまでは、パンちゃんは明らかに快方に向かっていたように見えたからです。

パンちゃんが死ぬ

5/13(水)、一度元気を失った金魚を元に戻すことは私には難しく、パンちゃんも最後はキンちゃんと同じようになり、息を引き取りました。前日から急激に弱って、覚悟はしていました。

パンちゃん

息子はまた泣きじゃくり、私にはただただ後悔だけが残りました。

彼等の命を無駄にしないためにも今回の失敗を教訓にしなければなりません。対応方法の後悔は上記で綴りましたので、改めて以下私の心構えを糺(ただ)そうと誓いました。

  • 飼育前から「大丈夫だろう」と楽観的に捉えない。
  • できうる限り、生体にとって良い環境を用意する。
  • 観察を怠らない。
  • 最善を躊躇しない。

「金魚は丈夫だし、たぶん大丈夫だろう」という過信があったのは否めません。今回はその過信の代償を金魚たちに払わせた、最悪の結果になってしまいました。

キンちゃん、パンちゃん、ごめんなさい。短い間だったけれど、家族になってくれてありがとう。

まとめ

  • 私が失敗を重ねた金魚飼育について、記録として残しました。
  • 金魚を飼いたい方は是非反面教師としてご参考にして下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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