
昨シーズンに引き続き、覚悟していたけれど自由交渉選手リストの公示がされたので、誰の為にもならないが個人的な雑感を綴っていこうかと思う。
改めて振り返ると、昨年は5/7に自由交渉リストへ大方の選手が公示。5/9に遅れてケニー・ローソンJr選手が公示といった流れだった。そして5/27からコーチ陣と高橋兄弟の契約更新が発表されていった。なんか勝手に「コーチ陣の発表の方が先だった」的な記憶の置き間違えが私の中であって、無責任にも「X」でそんな事を呟いてしまったが、どうもすみませんでした(土下座)。こんな時ブログやってると便利ですわ。。
とまあ昨年の振り返りより、言える事としては以下になります。
では予習はこのくらいにして、実際に感想です。在籍年数の多い選手から綴っていきます。
ニューベリー・リチャード選手
香川ファイブアローズ在籍3年という、我が家がブースターになった当初から在籍していた唯一の選手「リッチー」。我が家にとって彼は「試合」と言うよりも「試合前」の印象が強い選手だ。
3年前、まだほとんど選手の顔と名前が一致しない中、試合前いつも一番にコートに出てアップしているある小柄な選手に気付いた。我が家は息子が開場直後から会場入りすることを好んだため、いつも閑散とした高松市総合体育館で試合開始までの時間を持て余しており、その選手をよく眺めていた。その小柄な選手は、試合にはあまり出場することが無かったがいつも真剣にシュート練習をしていた。後にその選手が「ニューベリー・リチャード選手」である事を知る。
昨シーズン開幕前、彼は2年目の契約を結ぶが状況はあまり変わらなかった。いやむしろ新加入選手のベンチ入りに伴い、シーズンが進むにつれその試合前のアップすら出来ないようになった。「さすがに移籍かな」と思っていたが、昨シーズン終わりに3年目の契約を結ぶ。私は彼が活躍できる事を祈り、更新の際は色々と妄想記事を綴ったりもした。何より感心したのが、昨年更新の際の彼のコメントだ。私なら腐りそうなところ、彼は言い訳など一切せず、自分だけに目を向けたコメントをしていた。本当に立派な若者だった。
迎えた今シーズン。香川ファイブアローズはこけら落としとなった「あなぶきアリーナ香川」に強豪千葉ジェッツふなばしを迎え撃った。高揚感に包まれながら先行入場で試合開始3時間前の会場に足を踏み入れた我が家が見たのは、「いつも」の様に誰よりも早くシュート練習をしている小柄な選手の姿だった。
リッチー。我が家はあなたがいた香川ファイブアローズしか知りません。別れは寂しいけれど、新天地でもきっと真剣にバスケに取り組むことでしょう。我が家はこれからも全力で応援します。エスコートキッズで息子の手を引いてくれて、ありがとうございました。
根來新之助選手
昨シーズン、大幅に選手を入れ替えた香川ファイブアローズで「精神的支柱」を担ったのが根來新之助選手でした。#10岡田選手が引退し、最年長となった今シーズンはキャプテンへ。プレシーズンマッチから開幕数節はスタメンにも名を連ね、ベテランらしい安定した試合運びと、粘り強いゴール下、また高確率で沈める3P等でファイブアローズに貢献してくれました。
コート内外に関わらず、いつでも明るく振る舞いチーム全体の雰囲気作りにも貢献。若手の多いファイブアローズの選手達にとってその兄貴肌はありがたかった事と思います。気配りにも長けていて、ブースターフェスでは常に話題を提供、会場全体を盛り上げてくれました。
昨シーズンクォーターファイナル、新潟アルビレックスBBに敗退する直前、悲壮感漂う高松市総合体育館で「何でなんだよ~」と叫びベンチでのけぞったネゴさんを見て、私は場違いにも「ちょっと面白い」と感じてクスっと笑ってしまいました。あなたのいた香川ファイブアローズは本当に愉快で楽しかった。ありがとうございました。
高橋育実選手
根來選手と同じく昨シーズンから加入し、2年間主力の一人として活躍してくれた育実選手。当時、基本的にいつもニコニコしている弟の克実選手とは違い、育実は試合中どこか難しい顔をしている印象が強く、我が家は育実にも楽し気にプレイしてもらおうと、兄弟応援のプラカードを作成し応援していました。

昨シーズンは(素人の目線ながら)どうもファイブアローズのプレイに馴染めず、またプレイオフ前に怪我もあり不完全燃焼でシーズンを終えた育実。今シーズンは開幕から徐々に調子を上げ、寒くなる頃には完全に覚醒。信じ難い強度のディフェンスと、試合を決定付ける印象的なシュートを何本も決めてくれました。
今シーズン、私が特に印象に残っているのは、首位徳島ガンバロウズをホームに迎えた1月の首位攻防戦GAME1の育実の活躍です。徳島のキーパーソン#4ドーソン選手に張り付きミスを誘い、アウトオフバウンズ香川ボールにしたプレイは今思い返しても胸が熱くなります。また昨シーズン叶わなかったプレイオフでも、育実は常に「縦へ縦へ」と思い切りよく戦場へ飛び込んでいきました。本当にかっこよかった。
これからも末永くファイブアローズでのプレイを観続ていたかったけど、先日のブースターフェスの雰囲気から何となくこの発表がある事を予感してしまいました。とっても残念ですが、これほどの選手、どこかでまた絶対に出会うでしょう。楽しみにしています。お兄ちゃん、本当にかっこよかった。熱狂をありがとう。
高橋耕陽選手
今シーズン、シーズン開幕前最後に加入してくれたのが高橋耕陽選手でした。私がいつものように契約関係の駄文をこのブログで綴ったら、耕陽の前所属クラブ・富山グラウジーズのブースターから多くの「いいね」を貰い、その人柄を知ることが出来ました。
迎えた開幕節・新潟アルビレックスBB戦GAME1。苦しい所で登場した耕陽は、早速その実力の片鱗をのぞかせ、コート上に安定をもたらしました。「あんなに大きいのに、こんなにハンドリング上手いの?!」と、いきなり私の度肝を抜き、またその独特なキャラで虜になるブースターも続出。ファイブアローズに無くてはならない戦力として、1シーズン駆け抜けてくれました。
更にベテランと若手を繋ぐパイプ役としても機能。正に「お兄ちゃん」として、若手の多いファイブアローズの選手達を導いてくれました。試合前の#5ADへのパス出し等、一人でも活躍できるだろうに自分よりも「周りを活かす」プレイを好んだ耕陽。新天地でもその人柄とプレイで多くの人達を魅了し続ける事でしょう。短い間だったけれど、あなたのいたファイブアローズはいつもワクワクしました。ありがとうございました。
最後に
改めてですが一応補足しておくと、自由交渉選手リストに公示されたからと言って来シーズン契約しないことが確定したわけではないので、もしかしたら再契約があるかもしれません。私の本音としては、
レギュラーシーズン1位だったのだから、(選手が望むならば)全く同じメンバーでとりあえず1年目は勝負しても良かったのではないだろうか。
と思っています。何だかんだ継続してもらった方が、ファンも増えやすかったですしね。ただまあこればっかりはしょうがないので、これからも新ニュースが出て思った事があったら綴っていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










